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やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『としょかんへいこう』斉藤洋作 田中六大絵/講談社

久々の絵本ご紹介!

ちびっこは単なる絵本だけじゃなくて、遊びのつまった本が大好き。例えばかいけつゾロリシリーズが良い例。見返しにゲームなどがあって、本編と違う楽しみがあってお得感満載。

本書は図書館の使い方を教えてくれるのだけど、
かたくるしい説明は一切なし
そのかわりクイズで教えてくれる。

例えばもっと本を読みたいけどほかの人に借りられるかも、どうする? 
①こっそり棚の後ろにかくす 
②借りて帰る 
③ほかの人に見つからないようゴミ箱に捨てる とか。
(あかん、あかん、捨てたらあかんで!) 

そのほか、間違いさがしや迷路もてんこもり。
これなら読んでるだけで図書館に行きたくなるゾ。

先日近所のスーパーがリニューアルした。新しい店内でちびっこたちは走り回っておおはしゃぎ。まあ図書館で暴れてはほしくないけど、そんなふうに普段行かないところに出かけるのはきっと楽しいはず。お金のかからないレジャーとして、家族で本を借りに行くのも面白いかもね。え?そんなの好きなの、なんていう発見もあるかもよ。


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テーマ: 児童書
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 公共図書館

『偏愛文学館』倉橋由美子著/講談社文庫

図書館司書だからめっちゃ本を読むか、と言えば実はそれほどでもない。

確かに本のことなら何でも知ってる人もいれば、意外と全然読まない人も結構いて、そこはさまざま。
かく言う私も今慌てて読んでる状態なので、いわゆる名作やベストセラーとか実は読んでないことのほうが多い。

最近では又吉ブームもあって青空文庫で太宰を少しずつ読んでるけど、すごく読みやすくて楽しめる。中学生頃に図書館で借りたものは旧仮名遣いの古い本だったりしたので、全然頭に入らず小難しい感じがして避けてきた。大人になって読むとやっぱりいいものはいいんだとよくわかる。

江戸川乱歩や谷崎潤一郎も怪しくて好き。三島由紀夫や川端康成はつい最近の人だったんだと思うと、これから読まねばと興味がわいてくる。

本書は著者が偏愛している名作約40作品についての書評エッセイ。自分が読んだものが出てくると共感するし、新たな発見もある。読んでないものは興味のきっかけになる。
ここにも出てくる「楡家の人びと」は最近気になっているけど、なかなか手が出せずにいる。そろそろ読み時かな。


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『書斎の王様』「図書」編集部編/岩波新書

私の現在の職場である図書館は、建物も本も古くて実は書架がヒドイ…。

木製書架を地下に入れているためか、湿気と重みに耐えきれず
棚板がしなっている

百科事典や製本雑誌等の重さからと考えられるが、一応は40キロ耐久。見に来たメーカーさんもそんな事例は初めてとのこと。やはり湿気が関係する? もちろんカビも発生してますよ、はい。早くスチール製に変えたいけど、また入れ替えの作業も大変! まあ事故が起こる前にはなんとかしたいものですな。

自宅の本棚事情もかなり変化しているかも。昔は全集ものがよく売れて、それを入れる豪華な本棚が主流だったかもしれないけど、住宅事情によるスペースもなくなり、本離れも進み、震災対策もあってか本棚自体を置いている家も少なくなっているだろうな。

本書には17名の作家が自身の書斎にまつわるエッセイを寄せている。但し1985年発行のため、名前すら知らない方々もおられたが、やはり書斎に対しては皆思い入れがあって微笑ましく感じられた。誰もがこだわりを持ってその棚を治めている、王様というタイトルのネーミングもいいね!


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『青年のための読書クラブ』桜庭一樹著/新潮文庫

もう1冊学園ものを。

麗しき伝統あるお嬢様学校の、裏歴史を語り継いでいく読書クラブのお話。

自分が中学や高校選びをしたとき、女子高ってまるで興味なかった。女子だけってキモチワルイ、とか言いながら大学は女子大に行ってしまったけど…。今でも女性専用車両は好きじゃない。化粧臭いし。でも女子高は女子高なりに楽しみ方があるらしい。

本書の女子高は毎年王子が選ばれる。もちろん王子も女子なのだけど、宝塚のように女子が憧れる王子さま的女子。そして読書クラブをはじめ生徒会、新聞部、演劇部など、みんな話し方が論理的男子っぽくていい。3年間かけて学校という舞台でそれぞれが役割を演じているようで、ゾクゾクする楽しさがある。

その中で卑屈感を背負ったものが集まり、
紅茶を飲みながら本を読むだけの読書クラブ
実は学園の黒い歴史の語り手なのだ。

こんな女子高なら自由で良さげ。決してつるまないところがいい。誰にも邪魔されず個人の楽しみを満喫できる環境は心地よい。

無理に人にあわせる必要はないのですよ。
1人で本を読むのが楽しければ、それだけでシアワセのです。


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『麦の海に沈む果実』恩田陸著/講談社文庫

学校に通っていると1つや2つの不思議な話は聞くことがある。
以前いた大学図書館でも、夜の閉館前に地下2Fにいると、閉めたはずの地下1Fで人の歩く気配が聞こえるとか。
別の学校でも夜に黒いスーツを着た女子学生が階段を上がっていったはずなのに誰もいないとか。
どちらも私の体験ではありませんがね。

それがまた本書のように全寮制の学校ならミステリーに拍車がかかるのだ。

3月以外の転入生は破滅をもたらす、と言われながら転校してきた理瀬。
図書館から消えたいわくつきの本と、次々に起こる生徒の悲惨な出来事は関係があるのか? 
恩田陸さんお得意の不可思議な物語。

古本もよく買う私だけど、なかなかいわくつきの本とは出会わない。(会ってても怖いけど) 考えてみたら思い入れのある本を泣く泣く手放していたりしたら、情が乗り移ったりしててもおかしくないはず。人形なんかと違って、いろんな人の手に渡るのが本の宿命でもあるから、大丈夫なのか? 

読んだら人が変わるという呪われた本、なんかのほうがしっくりくるのかな。
おー、こわ


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『ようこそ、絵本館へ』あさのあつこ著/文藝春秋

もうすぐ敬老の日、贈り物を選ぶのは難しいけど楽しいもの。
そして来月は孫の日があるって知ってましたか? 

最近徐々に広まってるらしいけど、世のおじいちゃんおばあちゃんはお孫さんにどうやってプレゼントを選んでるのでしょうか。もちろんお孫さん本人や親御さんの意見を聞くのもいいですが、絵本を贈って一緒に見るってものいいですよ。

作家のあさのあつこさんはお母さんでもあるので、ご自身の体験から子どもがどんな絵本に興味を持つのかよくご存じ。
国内外あわせて74冊の絵本をご紹介されてます。

私の小さい頃は全集ものばやりだったので、田舎のおばあちゃんが毎月子ども名作全集みたいのを、1冊ずつ送ってくれました。字ばかりの分厚いものだったので、たまに出てくる挿絵のページは大好きでした。挿絵の気に入った物語から読んでいたなあ。絵本はいくつになっても癒されますな。大人も欲しいです。

そんな私ももうすぐ甥っ子の誕生日に絵本をプレゼント予定。男の子の絵本って選ぶのホント苦労します。よし、ここから探そうっと。


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ジャンル: 本・雑誌

『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』北尾トロ著/文春文庫

わたくし昨日まで3日間、文化庁主催の著作権講座を受講しに、
いざ京都大学まで行ってきました。

あー、京大ってスバラシイ。何て国際色豊かなんだろう。いろんな国の人が楽しそうに語らっている。見学の高校生もたくさんいて、みんな興味津々。例えば近所で子どもの頃からこんな風景を身近に見ていたら、もっと勉強して「京大に行きたい」って思ったかなー。時すでに遅し…。

お約束でお隣の吉田神社にもお参り。
「鴨川ホルモー」で儀式が行われたところですぞ。
オニはどこじゃ。

あ、肝心の講座ですが、これもまた大変わかりやすくてためになった! 
今まで難しくてお手上げだった著作権だったけど、ポイントを押さえて繰り返し具体例も教えて頂いたおかげで、脳のしわにジワジワと刻み込まれた感じ。この4月から一番充実した楽しい3日間でありました。

そんなわけで、そろそろ行楽の季節。シルバーウィークも混雑が予想されるので、のんびり古書の旅はいかが?

今日はお休み。これからツイン21古本市へ行ってきます! 
最終日なので掘り出し物はあるか?


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タグ: 古本 司書

『学校図書館メディアの構成:新訂』北克一、平井尊士著/放送大学教育振興会

放送大学テキストのうちの1冊。

毎夏に放送大学では、学校図書館司書教諭のカリキュラムを組んでいる、と友人に聞いたのは作夏のこと。その方は現在中学校図書室で働いていて、昨年ちゃんと受講したとのこと。私は教員免許は持ってないので司書教諭にはなれませんが、ちらっと番組を見てみました。

図書館での調べ学習をうまく授業に取り入れて、生徒が自ら本を手に取りやすくしている学校の具体例など、様々な取組を紹介されていました。

しかしながら学校図書館司書を配置するよう力を入れ始めたのは、やっとごく最近のこと。まだまだ図書館に対する考え方は、学校といえども進歩的なものではありません。予算の関係で本が少ししか買えず、古い本や限られた本しかない。あるいはボランティアに頼るあまり、きちんとした整備がなされず管理がずさんになることも。友人も「社会科で使う本にいまだに"ソ連"と書いてあるし、素人さんが入れた書誌データは内容が残念ながらおそまつなので扱いにくい」と嘆いておりました。

悲しいことに私の今の職場である大学図書館も、実は同じレベルです。データ不備が多すぎて検索してもうまく本が見つかりません。学校のエライさんがたは、まったく図書館を重視してくれませんし…。なので、放送大学を見てテキストを読んでいると、とっても身に染みてよくわかりましたよ。いいんだか、どーだか…。


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 司書 図書館員 学校図書館

2015年8月に読んだ本

もうおせちの予約が始まっています。
気づいてましたか、今年も既に後半の真っただ中です

知らぬ間に夏が過ぎて、ようやく来月から有休を頂ける身分になりました。仕事には慣れては来たものの、更に嫌な部分も見えてきて今後の身の振り方を悩む日々です。

とにかく時間がなさすぎる。仕事もヤマのようにあるし、勉強する時間もない。「うちの職場は勉強する時間は割けないので、自分でやってください」と試用期間終わりの面談で突き放された。唯一今月著作権研修に行くので、少しでも得るものを持って帰らなきゃ。

忙しいから時間がない、というのはある種言い訳。エラい人は忙しくてもなんでもやってるのだ。なんとか時間をつくって新しいことも始めたい。たとえば今急にハンドリフレに目覚めたのだ。将来的に古本屋でハンドマッサージってどう? 付加価値って必要だよね。

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2167ページ
ナイス数:93ナイス

読書と豊かな人間性 (放送大学教材 9927)読書と豊かな人間性 (放送大学教材 9927)感想
意外と読んだ本の感想を言い合う子どもたちが多い、というのには感心させられる。大人は相当の本好きでないと、なかなかしないものなあ。
読了日:8月6日 著者:朝比奈大作,米谷茂則
本屋になりたい: この島の本を売る (ちくまプリマー新書)本屋になりたい: この島の本を売る (ちくまプリマー新書)感想
今、流行りの女子の古本屋かと思ったら、沖縄の本をもっと知ってほしいという確固たる信念が感じられて恐れ入りました。1日でも長く続けてほしいです。
読了日:8月11日 著者:宇田智子
もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵感想
シーナさん、編集長時代の1冊。雑誌や本に対する思いが人一倍強いのが伝わってきます。表題の短編も面白かったし、文藝春秋を読みつくすのが私にはツボでした。
読了日:8月12日 著者:椎名誠
作家の読書道作家の読書道感想
作家さんがココロ奪われた本はぜひとも読みたい。
読了日:8月13日 著者:
終の住処終の住処感想
芥川賞っぽい、と言えばそれまでなのだが、どうにもわかりそうでわからない。誰にでもある一面を掘り下げてあえて表面化させた印象。でもそれは表に出すには弱すぎたか?
読了日:8月14日 著者:磯崎憲一郎
くじらの朝がえりくじらの朝がえり感想
キャッシュレスのカード時代がくるとか、機内食が有料化されるとか、シーナさんの先読み力には驚かされます。
読了日:8月16日 著者:椎名誠
学校図書館メディアの構成 (放送大学教材)学校図書館メディアの構成 (放送大学教材)
読了日:8月23日 著者:北克一,平井尊士
巷説百物語 (角川文庫)巷説百物語 (角川文庫)感想
夏に読みたくなる作家さん(笑)。京極堂シリーズより読みやすいので、初読みの方にはオススメ。「舞首」は緊迫感があってゾクゾクさせられました。
読了日:8月29日 著者:京極夏彦

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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

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