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やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『作家の読書道』Web本の雑誌編/本の雑誌社

先日梅田の阪神百貨店で開催された、夏の古書市で購入しました。廃盤レコード・CD市もやっており、そちらはレジの長い行列が! 古書市は残念ながらレジ周りはガラーンとしていてすみっこで淋しそうでした。本もガンバレ!

さて、本書の内容はWeb本の雑誌が行っている作家さんたちへの本についてのインタビューをまとめたもの。子どもの頃からの読書遍歴やよく行く書店、気になった作品などなど。

のっけから恩田陸さんと伊坂幸太郎さんお二人ともが、小林信彦さんの「オヨヨ大統領」シリーズが面白いというのがかぶってる。私は知らなかった作品なので、それだけで興味津々になる。

自分と同年代の作家さんの読書遍歴は、若干自分ともかぶってるのでニンマリする。といっても、一昔前はみんな赤川次郎を読んでたし、コバルト文庫も流行ってたし、小学生のときはシャーロックホームズに夢中になった。スタートは皆同じなのに、どうして作家と凡人という差ができるのか?!

岩井志麻子さんのように、コンビニに置いてある犯罪実録ばかり読む、という人もいるけどね(笑)。


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タグ: 古本

『悪魔が本とやってくる』吉野朔実著/本の雑誌社

第7弾では多岐にわたってちょっとしたコメントが楽しめた。(私が読んだのはここまでなので、このシリーズはいったん休憩。連載は続いてるから単行本は増えるだろうけど)

冒頭からたくさん本を読んでも内容をまったく覚えていないという話。相変わらず自分もそうだ。ブログを書いてるにもかかわらず…。
結論は、

記憶力が弱いからこそ読み続けることが大事なのかもしれない


同感!

あとは「きっと怒ると思うんです」といって本をすすめられた、という話あり。相手の人となりと読書歴を知っているからこそ、同じ個所で怒るだろう、そしてその怒りを語り合いたい、というフクザツな楽しみ方。本好きならではの屈折感だな。

対談ではイギリスの出版事情について。個人が装幀しなおす文化が定着しているから、その職人さんも健在だとか。しかしベストセラーでもセールになるのは早いんだって。再販制がないそうですよ。

イギリスではクオリティーの低い作品はあまりないそう。アメリカは多々あって、「ダ・ヴィンチコード」の英語はひどいという話になり、日本でいうところの「リアル鬼ごっこ」と比較されてたのが笑えました。わかりやすい例えだ(笑)。


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『神様は本を読まない:吉野朔実劇場』吉野朔実著/本の雑誌社

相変わらず続きます、第6弾。

読書家は犬と散歩が大好き、というくだりが出てくる。そーかなー?読書メーターを見ている限りでは、読書家には猫派がかなり多いように思えるけど。

散歩は確かに好きだなあ。何もない休日は1日1万歩を目標によく歩く。ただ公園内をジョギングのようにグルグルとウォーキングなんてのは苦手。目的の場所に行くのに、ちょっと早く出発し2~3駅分を歩くのがいい。

へー、こんなところにこじゃれた雑貨屋がある。ここのコンビニはもうなくなったのか。友達が言ってたのはこのパン屋だったか。ここを曲がるとあの筋に出るんだ…etc.

町の新たな発見はもちろんのこと、普段の仕事のまとめを考えたりもする。どうしたら効率よくできるかなども。あ、そういえばあれを忘れてたからやらなきゃ、なんてことも思い出す。

いい気分転換には外に出て体を動かすのが大事。読書家は家にいてひたすら本を読んでいるんだろうというのは大間違い。自分は意外と出かけます、はい。

まあ、公園に行って本読んでるときもなきにしもあらずだけどね。


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『本屋になりたい:この島の本を売る』宇田智子著 高野文子絵/ちくまプリマー新書

沖縄の小さな古本ウララというお店をご存じですか? 
元ジュンク堂社員の著者が1人で経営されています。

若い女性がやってる古本屋って最近結構増えてきて、どこもちょっとこじゃれててイイ感じ。でもこの店主さんはそんなおしゃれ感覚ではなく、本当に必要な本を本当に必要な人に紹介したい、というなかば使命感に溢れて、その手段が古本屋という結果になったような感じすらある。

扱うのは主に沖縄の本。社員時代に那覇支店で働いていたことから、沖縄の本の流通も心得ている。沖縄に関する本がたくさん発行されている背景には、本島との流通に時間がかかるということや、沖縄独自の文化がありすぎて全国的な本はあまり好まれないなど、様々な要因もあり県内で出版が盛んになったことが考えられるのだそう。

かと言って難しい専門書を扱うのではなく、商店街を歩く人がたまたま沖縄の本に気付いてくれれば、という入り口的な存在になろうとされている。素敵すぎます。応援したくなるぞ!



そんな私は夏休みに宮古島に行きました。宮古まもるくん(クリックすると大きくなります)

本書をお供にして南の島の本屋もいーなー、と夢見心地。
読書と同じで楽しい時間はあっという間に過ぎましたとさ。
ラフティー&アーサー天ぷら揚げジーマミー豆腐海ぶどう島らっきょ(これもね)
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タグ: 個性派書店 古本

『素敵な活字中毒者』椎名誠選 日本ペンクラブ編/集英社文庫

前回ご紹介の「もだえ苦しむ―」、本書にも載ってマス。

どっちを先に買ったか忘れたが、あーやってもーた、ここに載ってたダブったよと最初がっかりした。でもそんな私にも光が! 本書にはシーナさんと目黒さんがこの話について座談会の中で語っているのが掲載されていた。これはOKとすべしだろう。まあ、同じ作者ならあり得るお得感だけどね。

味噌蔵に閉じ込められた彼は、とうとう舞い散るチラシを見て禁断症状に…という展開になる。これをご本人はまんざら嘘でもなく、家で新聞の折り込みチラシを読むのに2時間を費やすというのだ!

かくいう私も外出時は必ず本は持ち歩く。忘れるか、読了するとスマホで青空文庫をとりあえず読む。そーしないと落ち着かないのだ。景色なんて見てる場合じゃないよ、読みたい本はいくらでもあるのだ。

ホントは自分でも書きたい。学生の頃は時間があったしよく書いてたな。今は時間もないし集中力もない。(文才も実はないのだけれど、それは置いといて…) だから作家さんは人のも読んで自分も書いてというのがホントたいしたものだと思う。憧れの職業だなあ。


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『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』椎名誠著/本の雑誌社

短編小説あり、エッセイあり、なんでもありのシーナさん本の雑誌編集長時代の1冊。

標題にもなっている短編の、活字中毒者とは本の雑誌発行人の目黒孝二氏のこと。
彼はとにかく毎日本を読む。毎日本屋に行っては紙袋いっぱいに本を買って、飲みに行っても早々と帰宅し読書する。そんな男を味噌蔵に1週間閉じ込めるとどうなるか…。
という、おかしな話。

さて、ここでも並行読みの楽しみあり。これと前後して「素敵な活字中毒者」を読んでいたところ、この短編も収録されていた。ちょっとした裏話が聞けてお得感満載だった。
詳しくはまた次回に。

シーナ編集長はこの時代にものすごい挑戦をしている。
なんとあの文芸春秋を読みつくすのだ! 

雑誌を作っている自分がその雑誌をすべて読んでないことに気付き、すみからすみまで読みつくす世界初の単独完全読破計画をたてたのだ。表紙の法定文字から目次から広告から、活字という活字はすべて読む。なんと1冊読むのに約3日かかっている。

ここに載っている、そのルポったら面白いのなんの。自己との戦いは、高校野球にも負けない気力と体力の戦いなのだ。やったぞ、くだらないことを必死に頑張る姿にはカンドーしちゃうのだ。



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『雨がやんだら』椎名誠著/新潮文庫

昭和62年発行、9編の短編集。

私がぐっと心を掴まれたのは、冒頭の「いそしぎ」。
いそしぎとは鳥の名前です。私はそれすら知らなかったので、これはいったい何の話だ?と途中まで不思議な感覚で読んでました。

昔の田舎のような話でもあり、近未来のようでもあり、架空の世界でもあり、現在にあってもおかしくない風景。理由や背景は何も語られずにただ状況が進んでゆき、最後は当事者のジレンマが徐々に大きく感じられる。
不条理な世の中に対抗できないせつなさにぐっときます。

あ、前回お知らせしたつながる話ですが、「巣走屋本店」という短編のことです。

先走ると、次回はシーナさんの『もだえ苦しむ活字中毒地獄の味噌蔵』をご紹介するのですが、その中のエッセイに「書店はとてもエライのだ」というのがあり、こんな本屋があれば楽しいだろうという妄想が見事小説化されていたのだ! 

まあ本屋に入るとバニーガールが出てきて、「あら、今日は何をおさがしかしら? 先生のご専門なら××という新刊が出てるわよん」などと教えてくれるというもの。これがくだらなくて面白い。

あのつぶやきからこの活字が生まれたのだ、と思うとほくそえんでしまう小さなヨロコビの発見だったのでした。


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『本は10冊同時に読め!』(知的生きかた文庫)成毛眞著/三笠書房

本書のサブタイトルはズバリ「本を読まない人はサルである!」。サルだって賢いと思うよ、ホントは(笑)。

さて、このタイトルの真意はというと、まずは同時に違うジャンルのものを読んで脳を活性化させる。そしてスキマ時間を有効に使う。1冊に興味がなくなったら終わりだけど、並行して何冊か読んでいるとどれか集中できる1冊を選ぶことができる。たくさんの引き出しを持つことで、人とコミュニケーションをとることも積極的にできるようになる。
と、いうことかな。

成毛さんレベルになるとちょっとぶっとんでいる。起業してガンガンやってる社長クラスの考え方なので、日頃ぼーっとしている私のような庶民は逆にこれを読んだらおじけずいてしまうこともあり。

でも私なりに解釈すると、並行して何冊か読むのは実際楽しい。
思わぬトコロで内容がつながる瞬間が多々あるのだ! 細かいところでは、難しいコトバが出てきて意味を調べると、たまたまもう1冊の本でも使われてた、とか。ま、それは自分が無知すぎるのもあるけど…。 

先日シーナさんの本を並行して読んだとき、そのつながる感覚が。詳しくは次回に~。


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タグ: HONZ 読書術

2015年7月に読んだ本

毎日暑いですねー
もうちょっと頑張れば夏休み、ということでなんとか日々乗り越えてマス。皆さんはいかがでしょうか?

7月の仕事は、自分で初めて雑誌製本を業者に依頼しました。
公共図書館は雑誌はたくさんあるので1~2年保存であとは廃棄というパターンでしょう。大学図書館は学術雑誌が主なので、永年保存するものは合本して製本します。

自分で依頼してみてわかったのですが、業者は年々減っているようですね。雑誌も電子化が進み冊子体も価格が高騰し、学校の予算削減や書架の狭隘化も伴って製本数も減少しているのでしょうか。小さな製本所は廃業したり事業縮小で、大手しか残ってませんでした。小型書店の減少と同じですね。裏側事情がわかるのは興味深いですが、ちょっとさびしくもあります。

読んだ本は、シーナさんの本が増えました。癒しを求めています(笑)。

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1885ページ
ナイス数:92ナイス

本屋の森のあかり(6) (KC KISS)本屋の森のあかり(6) (KC KISS)感想
メインキャラの存在が薄かった6巻。その代わりに名古屋店の副店長たちが、いい方向に行く兆しが見えて一安心。上司によって押さえつけられる能力、どこの職場でもある話だなあ…。
読了日:7月4日 著者:磯谷友紀
書斎の王様 (岩波新書 黄版 324)書斎の王様 (岩波新書 黄版 324)感想
立花隆の書斎をテレビで見たことがある。本に埋もれて生活しているかのようだったけど、ご本人は何がどこにあるか覚えている。まるで脳内図書館。
読了日:7月7日 著者:
覆面作家は二人いる (角川文庫)覆面作家は二人いる (角川文庫)感想
それはありえへん設定やろー、と思っても気にさせない話の運びが、宮部さんの言う”本格派”なんだろうか。お嬢様と編集者と警察、意外な組み合わせが話の幅を広くする。ひょっとして「謎解きはディナーのあとで」はここからヒントを得た?
読了日:7月10日 著者:北村薫
素敵な活字中毒者 (集英社文庫)素敵な活字中毒者 (集英社文庫)感想
シーナさんたちの対談で、電車内でいつも読書しているせいで、改めて車窓を見ると「こんな景色だったんだ」と新鮮に思う、とあった。まったく同感。敢えて私は景色は見ないぞ。
読了日:7月18日 著者:
雨がやんだら (新潮文庫)雨がやんだら (新潮文庫)感想
せつなさと馬鹿馬鹿しさは表裏一体。シーナさんの本を読むといつもそう思います。最初の「いそしぎ」はまさにそれを表した作品。心打たれました。
読了日:7月23日 著者:椎名誠
いまこの人が好きだ! (新潮文庫)いまこの人が好きだ! (新潮文庫)感想
かなり古い本だけど、シーナさんの興味の対象が昔から変わってないことが安心します。とび職や演歌の流しなど、詳しく知らない世界がたくさんあって楽しめました。
読了日:7月24日 著者:椎名誠
悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)感想
相変わらず知らない本ばかり出てくる。それでもやっぱり読みたくなる。興味の範囲が違う人の意見も聞くべし。意外な発見があって面白い。
読了日:7月25日 著者:吉野朔実
情報メディアの活用 (放送大学教材)情報メディアの活用 (放送大学教材)感想
最近の高校ではCiNiiを既に使っているのか、と今更ながら知る。放送大学のテキストって結構読みやすくて役立つ。
読了日:7月31日 著者:山本順一

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