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やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『医学と文学の交差点:北国の外科医の独り言』大平整爾著/先端医学社

医療系大学で仕事するかも、と思って春先に読んでみたのが本書。たまたま以前の職場で見つけたら、案の定一度も貸し出されたことはなく、なんと読書メーターでも誰も登録すらしていなかった。とは言え内容は素人が読んでも大丈夫。医者の読書雑感だ。

今やTVドラマでヒットするのは、恋愛ものより医療ものだろう。
小説も医療ネタものは多く、実際に医師免許を持っている人もいる。渡辺淳一、瀬名英明、海堂尊…、古くは森鴎外が軍医だったというのも有名な話。

あ、でも以前の職場の若者らに森鴎外が軍医だった話をしたら、???という顔をされた。自分らそれでも司書か!と喝を入れながらもガッカリしたことがある。

もとい、そんな医学知識を持った人が書く小説はリアリティに富んだ興味深い読み物になる。逆に医学者側の立場になると、登場人物が病気や死と闘っていたりすると、私たち一般人以上に感じるものはあるだろうなと思った。

かくして現在の職場となった医療系大学図書館では、専門書は借りられても読み物は一切借りられない。アピール不足もあるのだけれど、医療に携わる人たちは専門の医学書以外にも、文学と向き合って人の心を感じてほしいものだ。


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『17歳のための読書案内』筑摩書房編集部編/ちくま文庫

設定は「若い人々が21世紀に希望を持つために、どのような本を読んだらいいのか」ということで、約50名の著名人に依頼したもの。2000年発行ということもありそんなテーマなのだろうけど、ちょっとおカタすぎる気がする。テーマがというのではなく内容が。

17歳のための―とは言っているが、若い人全般に読んでほしいとのこと。実際紹介されているのは、『資本論』『史記』『論語』などいわゆる古典が多く、これを今の高校生に読めと薦めるのはわけがわからず逆効果になるかも。もちろん『モモ』『老人と海』『木を植えた男』などとっつきやすいものもあるのだけれど。

要するに若いうちは時間があるのだから、なるべく長編小説を読んだほうが良い、ということだ。

自分にあてはめると、若いときよりも今のほうが断然読んでいる。まあ仕事がらもあるけれど。でも若いときは絶対読まなかっただろうジャンルをたまに読むと、今だから理解できることも多い。瀬戸内寂聴さんも述べておられたが、若いうちは「恐れず乱読して下さい」というのは共感できる。知ったかぶりでもいいからいろいろ手をつけて自分に合ったものを選ぶのが良い。


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ジャンル: 本・雑誌

『本の「使い方」:1万冊を血肉にした方法』(角川oneテーマ21)出口治明著/KADOKAWA

著者はライフネット生命の社長
久米書店に出演されていて、物腰のやわらかなおじさまという印象の方だった。子どもの頃から読書に親しみ、いろんなジャンルを幅広く読まれているので、オススメ本にも説得力がある。

マイルールを決めるというのもいい。5ページ読んで面白くなかったら読まない。人から勧められたものでも、面白くなかったらはっきりと「自分には合わなかった」と言って返してもいい、なんてカッコいい。

社会人になって同期の友達が、上司から本を薦められ読んでいた。上司が部下に本を薦めるという噂には聞いていたことが本当にあるんだ、と変なところで感心し、その友達がちゃんと本を読んで上司に感想を言って返していたのを見てまたまた感心した。これが会社員の生活かと。私には誰も貸してくれなかったけど…。

はたまた、無人島に本を持っていくならあなたは何を選びますか?
著者が選んだのはなんと「いじわるばあさん」このへんのセンスがさえている。自分だと何だろうな。皆さんは何ですかー?


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『an・an』2015年5月13日号/マガジンハウス

既にバックナンバーとなってしまったが、お笑いコンビがananの表紙になったのは初めてだとか。又吉ありきの「人生を変える本」特集。

表紙につられて買ったものの、又吉が出てくるのはほんの数ページ。まあそんなものだ。ピースの2人が書店でそれぞれ好きな本を選ぶのだけど、好みもジャンルも違っていて面白い。普段のanan読者は勝手なイメージで言うと、あまり本を読まない綾部派かもしれない。そんな人にはピックアップされていた写真集や動物の本なんか、確かにとっつきやすいのかも。

最近又吉はあちこちで本を紹介しているが、一貫性はあるものの多くの本を深く読み込んでいるのがコメントからもよくわかる。私にとっては本の先生だ。

後半の西加奈子とプロレスラー棚橋選手の対談も興味深かった。棚橋選手が事件ものの読後に家族のことを考えるようになったと言うと、西さんは「それって物語だからやと思うんですよね」と言う。同じようなニュースを聞いてもそこまでは感情移入はしない。それこそ物語の力であり、ツールとしての可能性を持っている、とのこと。確かにその立場になって考えないとわからないことが多い。良いこと言うなー。


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テーマ: 雑誌(既刊〜新創刊)
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 本好きの芸能人

『本屋でぼくの本を見た』渡辺淳一ほか著/角川文庫

ぼくの本

総勢60名の作家が、初めて本を出したいきさつや感想を述べている。若くして何等かの賞を受賞し、何もわからぬまま書くことを仕事にしている人もいれば、これでダメならもう最後にしようと、ギリギリに送った作品で日の目を見た人もいる。ギャンブルのような世界だなと思う反面、意外と多くの人が他の作品を分析研究し、自信を持って自作を出していることもわかる。これぞプロだな。

2014年に亡くなった赤瀬川源平さん。私が知ったのは「新解さん」でだけど、作家としては尾辻克彦のペンネームを使う、というのをこの本で初めて知った。路上観察や老人力など芸術家らしくいろんなことをやっていた、その1つが作家なのだろう。うまくいかなかった最初の頃、担当編集者だけが褒めてくれたとか。その編集者が村松友視だったそうだ。

いかに自身の作品を理解し評価してくれる編集者と出会うか、というのもその人が持つ運による。第一線で活躍している人たちは、強運にも恵まれていたはず。希望を持てる彼らのエピソードを読み、その運に少しでもあやかりたいものだ。


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ジャンル: 本・雑誌

『ペナンブラ氏の24時間書店』ロビン・スローン著 島村浩子訳/東京創元社

海外作品は苦手だと言いながらも、克服の為チャレンジ中。YA向けのせいかちょっとは読めたと思う。

ペナンブラ氏の書店で働き始めた青年クレイは、googleで働くキャットたちと書店に隠された秘密の暗号を解読しようとする。

GoogleやAmazonが出てきたり、スキャナーで読んだ文字を解読したり、今っぽい話。
暗号解読と言えば過去の歴史を遡っていくパターンが多いけど、これからは何でも検索かけていく時代なのかなと思わせる。

表紙絵にあるように、この書店にははしごでのぼらないと届かない書棚がある。本にぐるりと囲まれた空間、それって単純に憧れ。でも実際は頭の上の本を取るのに、ステップ1段上るだけでも面倒くさい。本を取る時は背伸びしたらいいんだけど、入れる時はそれじゃ無理。わざわざステップ持ってきて、右端のブックエンドをずらすのが手間。

毎日返本作業していて、1冊ずつ元の位置に戻すって本当地道な仕事なんだよなー。
タメイキ。


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『本を読む女』林真理子著/新潮文庫

本を読む女

明日は母の日なので、母のことを書いている作品をひとつ

ハヤシさんのご実家はお母さんがきりもりされていた本屋さん。そのお母さんがモデルになっている小説。かなり前に読み、昭和を生き抜く女性を描いたハヤシさんの小説をいろいろ読み始めたきっかけの1冊。女性は強いと言われ続けているが、それは女性に権限や自由がなかったがゆえに強くならざるを得なかったとも考えさせられる。

各章のタイトルは、その頃主人公が愛読していた本のタイトルによる。「赤い鳥」「放浪記」「大地」「オリムポスの果実」(おお、ここにも出てきてたんだ、オリンポス!)etc.

「赤い鳥」は大正から昭和初期に発行されていた児童文芸誌。島崎藤村、小川未明、鈴木三重吉などそうそうたるメンバーが活躍していた。
たまに私が行く心斎橋にある「ココアショップ赤い鳥」というお店。可愛い店内にはこの雑誌『赤い鳥』の復刻版があって自由に読める。文中では主人公万亀が書いた作文が掲載されたとあるが、果たして本当にそれは読めるのか? また言って探してみたいな。

ノスタルジックなひとときを過ごすにはオススメ。ミナミに行ったらぜひどうぞ。


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ジャンル: 本・雑誌

『できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?』臼井由妃著/翔泳社

残念ながらフツーのノウハウ本。タイトルに惹かれて読んではみたものの、言ってることはごく当たり前のことばかり。夫の死後素人同然の彼女が、会社を立て直した経緯があるならば、もうちょっとそっちのほうを詳しく教えてくれたほうが具体的で良かったのに。

とりあえず本屋で待ち合わせをするということは、待つほうも待たせるほうも気が紛れるし、本屋は知識の宝庫なので意外なところから情報が得られるということだが…。ね、これってフツーのことでしょ。

私が以前本屋で待ち合わせをしたときは、文具コーナーで『カワイイふせん活用BOOK』を見つけた。ちょうど図書館の展示がマンネリ化してきたなーと思ってたところだったので、すぐに地元の図書館で本を借りて(その店で買えよー)付箋をチョキチョキして飾りを作った。

注、自分は老眼の為細かい作業はできず、実際作ったのは他のメンバーだったけど。

新たにコトを発見しても、すぐにそれを取り入れ自分のものにして、あたかも考えていたよ!とアピールすることも大事だよね。ただのパクリという意見もあるけど(笑)。


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タグ: 読書術

『徹底活用「オンライン読書」』津野海太郎、二木麻里著/晶文社

ゆるくいこうぜ、連休ブックオフ~♪ ということで私も行くのだ、20%OFF。

しかしながら、古本屋でこの手の本を買うのは勇気がいる。どんどん進んで行く世の中では、数年前のコンピュータ関連の本は使い物にならないから。先日それを承知でも買ってみたのは、無知な自分が今の世に追いつくため。あんのじょう最近知ったことが、既にこの15年前に出た本に書いてあったよ。くーっ(泣)。

電子書籍派という人も最近は増えた。本書はオンラインでテキストデータが出だした時のもの。青空文庫はじめ各種データベースも解説してくれている。もはや閉鎖されたサイトや管理元がなくなってしまったものもあるが、変わらないもの、進化したものもあってネットサーフィンしてみた。

図書館で働いていると、基本はあくまで書物(論文は今やWeb公開が多いけど)。PDF化ならいいけど、オンライン用に入力されると必ず間違いはおきる。実物でしかわからないことも本当にたくさんある。あくまで本文のみを読みたいだけ、という場合にはいいかもしれないけど、研究用にはならないかも。

用途に応じて使い分けが必要!


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タグ: 司書 レファレンス

『世界で最も美しい書店:The 20 Most Beautiful Bookstores in the World』清水玲奈著/エクスナレッジ

G.W.にどこへも行けない人(私も含めて)におすすめ。
せめて目の保養だけでもこの本でどうぞ。

ポルトガルのLer Devagar(レール・デヴァガール)という店名は「ゆっくり読むこと」という意味。他にも台湾のVVG SomethingのVVGとはヴェリー・ヴェリー・グッドだとか。メキシコのCafebreria El Pendulo(カフェブレリア・エル・ペンドゥロ)はカフェと書店(リブレリア)の造語に振り子を意味するエル・ペンドゥロがつく。フーコーの振り子のようにまた戻ってくる場所にという想いから。
店名には店主の思いがそれぞれ詰まっていて、またその名前どおりの美しい店内の写真があふれている。

以前に紀伊國屋書店の社長がTVで店名の由来を語っておられた。
和歌山で炭を代々扱っていた創業者が、一念発起して本屋に商売を替えた。しかし屋号はそのまま紀伊の国の店という意味を使い続けているそうだ。TSUTAYAも元々蔦屋書店だし、日本はやっぱ漢字がいいかもしれない。

紙の文化だって和紙が全国各地違うことも興味深い。書店は文化の発信基地であってほしいので、もっとその国の文化をアピールする場でもあってほしいな。


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ジャンル: 本・雑誌

タグ: 写真集 個性派書店

2015年4月に読んだ本

新しい職場に入り、どうにかこうにか1か月過ぎました。
連休突入で久々にゆっくりしてます。

とはいうものの、きょうは大阪市立中央図書館に行って先日来の調べものである"医療系大学図書館に置くべき白書・年鑑などを見てきました。おっちゃんがイビキかいて寝てる横で、必死にいろいろメモっているとあっというまに1時間は軽く超えてしまった。ま、しゃーない。きょうはこのくらいにしといたろ。
やっぱ大きい図書館は違うね。種類が揃ってるし、図書館学の本だって充実している。勉強になりそうな本がたくさん。今度取り寄せしてみよう。

なんとか忙しい合間をぬって書架調整をし、自館所蔵図書を少しずつ把握した結果、目がちょっと慣れてきました。何にって、医学用語に。よく借りられる本の傾向や、学生さんが聞いてくる分野などメモしておくのも大事。医療に詳しくなるというのは、実生活にも役立ちそうなので頑張らないと。

4月の図書委員会議事録を作り終えたばかりなのに、5月の資料を作成中。
朝ごはん食べながら、きょう夜何作ろうと考えるのと同じかもしれない…。

そんなあわただしい日常の通勤時間帯には、こんなカンジのちょっと軽めの本を読みました↓

2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2136ページ
ナイス数:150ナイス

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)感想
ぼーっとしている自分のすべてが否定されたようです(泣笑)。ただ共感するところも多々あったので、ちょっと反省しながらも私は私の読書を続けるのだ。
読了日:4月3日 著者:成毛眞
あの名作の舞台―文学に描かれた東京世田谷百年物語あの名作の舞台―文学に描かれた東京世田谷百年物語感想
世田谷っていいところだなあ。東京にいながらタイムスリップできるような町。
読了日:4月5日 著者:
星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫)星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫)感想
社史を作っていたはずなのにまさかのコミケ参入! 裏社会(と言っては失礼だけど)から戦いを挑むようでツーカイでした。しをんさんのBL好きがフルパワーにいかされてますね。
読了日:4月10日 著者:三浦しをん
古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))感想
文章の古さはしょうがないとして、ビブリオマニアの熱い思いは古くはならないだろうな。意外とレファレンスブックの使い方もわかりました。
読了日:4月17日 著者:紀田順一郎
平台がおまちかね (創元推理文庫)平台がおまちかね (創元推理文庫)感想
ひつじくん、いや井辻くん。おっとりしてそうだけど、営業マンとしてはなかなかのもの。社会人として見習うべきことが意外とたくさんある。もちろん本屋さんの話は大好き!!
読了日:4月24日 著者:大崎梢
金魚屋古書店 3 (IKKI COMICS)金魚屋古書店 3 (IKKI COMICS)感想
楳図先生の絵は、一度みたら忘れられない。子供の頃は手元に置くのも怖いので、友達に借りて回し読みがいいですね(笑)。
読了日:4月25日 著者:芳崎せいむ
金魚屋古書店 4 (IKKI COMICS)金魚屋古書店 4 (IKKI COMICS)感想
てんとう虫コミックスって、「てんとう虫の歌」が由来だったんだ!! アニメ見てたなあ…。
読了日:4月26日 著者:芳崎せいむ
いいんだか悪いんだかいいんだか悪いんだか感想
ハヤシ先生のミュージカルぜひ見てみたいなあ。読んでるこちらもウルウルきました。
読了日:4月27日 著者:林真理子
背表紙は歌う (創元推理文庫)背表紙は歌う (創元推理文庫)感想
取次の人ってなぜか自分もこわいイメージでした。本当は本好きないい人が多いはずなのに(?) いよいよ成風堂とコラボですね。次が楽しみ。
読了日:4月29日 著者:大崎梢

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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 司書

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