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Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『童話の国イギリス:マザー・グースからハリー・ポッターまで』ピーター・ミルワード著 小泉博一訳/中公新書

イギリス人文学者が語る、母国で親しまれた児童書の数々。日本人が思い起こす童話といえば、グリムやアンデルセン。イギリスって意外と忘れがちだけど結構ある。
ピーター・ラビット、不思議の国のアリス、くまのプーさん、まあ今となってはナルニア国物語やハリー・ポッター。著者の幼少期の思い出とともに、イギリスの人がどのように童話や児童書とかかわってきたかよくわかる。

もちろん日本人にはピンと来ないものもある。『クリスマス・キャロル』といえば有名なチャールズ・ディケンズの話しか思い出さないけど、クリスマスの時に詠まれる詩が幾つか紹介されている。
マザー・グースだって本場では『ナーサリー・ライム』という童謡集だということがわかる。それに、宗教に対する考え方や歴史の教え方も全然違う。

それなのに永きにわたって外国童話が読み継がれてるということは、子どもの心は世界共通純粋なものなのかと思う。成長するにつれいろんな価値観が備わっていくのが、良くもあり悪くもあるところ。
たまには童話を読み返して、ピュアな感性を取り戻すべし。

童話の国イギリス―マザー・グースからハリー・ポッターまで (中公新書)童話の国イギリス―マザー・グースからハリー・ポッターまで (中公新書)
(2001/10)
ピーター ミルワード

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『IAAL大学図書館業務実務能力認定試験問題集:専門的図書館員をめざす人へ』2014年版 IAAL認定試験問題集編集委員会編/樹林房

たまには勉強もするのだー(受験するかどうかは別として…)。

最近知ったこの試験、実際に大学図書館で目録やILLをやる人には役立ちそう。但し範囲が広く問題数が多いのでちょっと難しげ。目録系は図書(初級・中級)と雑誌(初級・中級)、ILL系は情報サービス-文献提供に分かれている。

今はいろんなデータベースがあり、1つの文献を探すのに幾つもネット検索していく。最低限しか知らなかったことも、改めて学んでみよう。

スマホやTVのリモコンだって普段使わないような機能がたくさんある。意外と知らない便利な機能もあるし、知ってても初期操作が面倒くさくてやってないこともある。でもいかに早く正確に利用者に文献を提供するかを考えたら、やっぱり知ってなきゃいけない。

一応こっちもプロとしてやってるし、利用者側からするとできて当たり前。自分だって普段店に行って、店員の知識がなさすぎるとうんざりするもんね。日々精進致します、はい。

IAAL大学図書館業務実務能力認定試験問題集 2014年版IAAL大学図書館業務実務能力認定試験問題集 2014年版
(2013/10/22)
IAAL認定試験問題集編集委員会

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: レファレンス 司書

『プレジデント Family (ファミリー)』2014年秋号/プレジデント社

またまた日本人ノーベル賞受賞者が増えて、世の親御さんはウチの子も将来は!と目を輝かせた今日この頃。ぜひ参考にどーぞ。
「賢い子が育つ魔法の本棚:東大、灘、開成 今の自分をつくった一冊」が特集。

先日のニュースで、大阪の府立高校図書館の約2割が開かずの図書館になっていることがわかった。専任の学校司書が削減され、担当者となった教員が手が回らず開館できないのが現状とか。これが悲しい今の現実。

でも優秀な学校は図書室の重要性をちゃんとわかっているのだ。子どもの頃から快適空間で資料と専任者がいるということは、好奇心をどんどん引き出す絶好の場所。大人の事情で子どもの可能性を潰しちゃダメ。

家での読書環境も整っている。子どもそれぞれの好きな分野を伸ばすよう、決して押し付けしないのがきっといいのだ。どうしても大人は文学を読めとか勉強につながるものを選びたがるけど、子どもだって自分の読みたいものは自分で選べるんだからほうっておくのも1つのやり方。簡単なアドバイスだけで子どもの世界は勝手に広がっていくのだからね。

プレジデント Family (ファミリー) 2014年 10月号 [雑誌]プレジデント Family (ファミリー) 2014年 10月号 [雑誌]
(2014/09/05)
不明

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テーマ: 雑誌(既刊〜新創刊)
ジャンル: 本・雑誌

『狭くて小さいたのしい家』永江朗、アトリエワン著/原書房

出版ライターの永江氏が自宅を建築されたときのルポ。永江氏が京都の町屋に住むようになった、とは別の本で知っていたが、本書はその前の東京での体験談。

自宅に本が多くあり、そこを仕事場にもしていることから、書斎がどんなふうになるのか想像していたが、そのページはほんのわずか。それでも土地購入から東工大研究室への設計依頼から、家を建てるってこんなに細かいことまで決めるんだというオドロキとハッケンで読み進めた。

ここで触れるべき肝心の書斎は、永江夫妻お気に入りのアアルトという建築家の造った図書館にヒントを得て、ぐるり全面が書棚になっている。また書棚を作る際は、本が何冊入るとかではなく、何メートルの幅が必要かということで計算をするのが鉄則のようだ。

確かに以前いた図書館でも本を大幅移動する際にまずしたことは、移動したい本が棚の何割分が書き出す作業から。棚に満杯埋まってたら"1"、半分なら"0.5"。基本の棚の長さを測って移動先の書架の必要サイズを空ける。パズルのように楽しめればいいけど、最後の移動自体はやっぱり体力勝負なのだ。

狭くて小さいたのしい家狭くて小さいたのしい家
(2004/08/25)
永江 朗、アトリエ・ワン 他

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ジャンル: 本・雑誌

タグ: 永江朗 アアルト

『指と耳で読む:日本点字図書館と私』本間一夫著/岩波書店

1980年に書かれた本ながら、これは2014年の私の読書の中で大変読み応えのある本になった。日本で最初に点字図書館を作った、本間氏の体験談としての経緯。こーゆー本に出会うといつも思う、もっと早く読んでおくべきだったなーと。

そもそも点字図書館は文部省管轄の公共図書館と違い、厚生省管轄の社会福祉事業の一環に入る。前者は図書館法のもとに運営されるが、後者は身体障害者福祉法によるもの。
貸出は基本郵送で、第一に点字図書を図書館が製作しなければならない。出版社の商業ベースには乗らない為、ボランティア等の努力により長い時間と経費がかけられ、やっと1冊の点字図書ができあがる。司書課程では習わなかったのは、そういう違った背景があったからなんだ。

知らなかったことはたくさんあり、視覚障害者用具の販売をしているというのもその1つ。本間氏が海外視察の折に購入した多くの品が、その後日本の視覚障害者の人々の暮らしに大いに役立つようになるきっかけを作った。

残念ながら本間氏は2003年に亡くなったが、その遺志は点字図書館を支援する多くの人々に受け継がれている。

指と耳で読む――日本点字図書館と私 (岩波新書)指と耳で読む――日本点字図書館と私 (岩波新書)
(1980/11/20)
本間 一夫

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『図書館に通う「無料貸本屋事情」』宮田昇著/みすず書房

長く出版界で生きてきた著者が、第一線を退き地元の図書館について改めて考えてみた、いわばエッセイ的なもの。
タイトルからすると、図書館が無料貸本屋と化されている昨今に喝を入れるルポと期待したが、そうではなかった。

公共図書館でベストセラーを予約すると、ひどい時は100人以上順番待ちになる。利用者側からはもっと複本を増やして対応しろと言われるが、そういう本は一時を過ぎれば誰も借りなくなる。そこに予算を使うわけにもいかない。

以前地元の中央図書館の掲示板に「誰も使わないような難しいデータベースに何十万も払うのであれば、もっと複本を増やせ」というようなことが書かれていた。図書館の答としては、データベースも利用する人がいるから契約してるとのこと。資料収集は本のみにはとどまらない、のようなことを書かれていた。

著者は最近になり東野圭吾や宮部みゆきを借りて読むようになってハマり、図書館にはきれいな複本がもっとあればと感じているようだ。
資料収集や保存など、無料貸本屋ではない図書館の役割がもっとあるんだけどなー、と残念な感じに思えた。

図書館に通う―― 当世「公立無料貸本屋」事情図書館に通う―― 当世「公立無料貸本屋」事情
(2013/05/18)
宮田 昇

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2014年9月に読んだ本

コミックでお茶をにごした感のある前月。ま、夏休みの延長とゆーことで。
今月は本がらみじゃないのももうちょっと読みたいかなー。

このところ本当に時間がなくて気ばかりあせる。そのわりには1日おきにブログ更新もできてるけど。
やりたいことが多すぎる。読みたい本も多すぎる。秋の夜長とは言うけれど、夜になるとすぐ眠くなる 誰か私に時間を分けて~

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3139ページ
ナイス数:165ナイス

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)感想
シリーズ中今回が一番面白かった。サイン会の犯人はなんとなくわかるものの、動機にはなるほどと納得。手紙がたくさん入ってる児童書は、私も見たとき感動しました!
読了日:9月6日 著者:大崎梢
ビールうぐうぐ対談ビールうぐうぐ対談感想
知的な大の大人がばかばかしいことを真剣に話し合うのは、たまらなく面白い。そこから生まれる意外な名言もまた楽し。
読了日:9月7日 著者:東海林さだお,椎名誠
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)ハリー・ポッターと賢者の石 (1)感想
やっと映画も観たし本も読めた。この訳はなってないとのウワサだけど、私みたいな素人にはよくわからん。普通に楽しめました。
読了日:9月9日 著者:J.K.ローリング
図書館を演出する―今、求められるアイデアと実践図書館を演出する―今、求められるアイデアと実践感想
できないなかでも工夫次第でいろいろ演出できるかもと思い直しました。早速館内ディスプレイを見直してみるつもり。
読了日:9月11日 著者:尼川ゆら,尼川洋子,多賀谷津也子
書斎の宇宙: 文学者の愛した机と文具たち (ちくま文庫)書斎の宇宙: 文学者の愛した机と文具たち (ちくま文庫)感想
戦中の話から現在のメールに至るまで幅広いエッセイ集。作家たちの筆記具や原稿用紙、机などに関するこだわりは読んでいて微笑ましいところがある。
読了日:9月14日 著者:
世界の夢の本屋さん2世界の夢の本屋さん2感想
今回は日本の本屋も登場。紀伊國屋書店はどの店舗に行っても同じだと思ってたけど、やっぱり各地のこだわりはある。どこの店員さんも本に愛着を感じているのがいいな。
読了日:9月15日 著者:清水玲奈
本屋の森のあかり(3) (講談社コミックスキス)本屋の森のあかり(3) (講談社コミックスキス)感想
緑くんがぐっと身近に感じられるようになった。副店長のココロはいつ解き放たれるのか? ガンバレあかり。
読了日:9月16日 著者:磯谷友紀
本屋の森のあかり(4) (KC KISS)本屋の森のあかり(4) (KC KISS)感想
洋書売り場はどこも閑散としてるけど、たまに品揃えの良いところに行くと圧倒されます。売り場のエキスパートは1人は必要ですよね。
読了日:9月17日 著者:磯谷友紀
お母さんは「赤毛のアン」が大好き―吉野朔実劇場お母さんは「赤毛のアン」が大好き―吉野朔実劇場感想
村上さんと柴田さんの翻訳対談本を読んだばかりだったので、オースターについてのエッセイを読むと実際に読んでみたくなりました。でも当たりハズレあるのか…。
読了日:9月18日 著者:吉野朔実
本屋の森のあかり(5) (講談社コミックスキス)本屋の森のあかり(5) (講談社コミックスキス)感想
大手書店って異動がそんなにあるのか。考えてみれば大きな書店ができるとき、わざわざ新規採用って少ないのかもしれない。緑くんの副店長ぶりも気になるところ。
読了日:9月20日 著者:磯谷友紀
番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)感想
本棚戦線異状なしのくだりがウケル。ティッシュの箱が新書、靴の空箱が文庫サイズがぴったりだなんて、早速入れてみよう。自分は今のところ、焼け石に水の横積み作戦なので。
読了日:9月21日 著者:久世番子
イトイの通販生活。 (ほぼ日ブックス)イトイの通販生活。 (ほぼ日ブックス)感想
たまに見る通販生活のカタログも、最初に見るのはイトイさんのコラムだった。奥さんとのやりとりも目に浮かぶので、それもまた楽し。デロンギのコーヒーメーカー、私は失敗だったけど(笑)。
読了日:9月23日 著者:糸井重里
図書館に通う―― 当世「公立無料貸本屋」事情図書館に通う―― 当世「公立無料貸本屋」事情感想
図書館が「無料貸本屋」と呼ばれることに対して、そんなに悪いことじゃないんじゃないのと言っているような感じ。利用者がこれだけ考えているのだから、図書館はそれをいい方向に持っていってほしい。
読了日:9月24日 著者:宮田昇
指と耳で読む――日本点字図書館と私 (岩波新書)指と耳で読む――日本点字図書館と私 (岩波新書)感想
司書の仕事しながら、今まで点字図書館のこと知らなさすぎた自分が恥ずかしく思えます。1冊の本を点訳するのには大変な苦労があるのですね。
読了日:9月27日 著者:本間一夫

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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

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