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Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『番線:本にまつわるエトセトラ』久世番子著/(ウンポコエッセイコミックス)新書館

「本への愛が溢れまくり」と帯にもあるように、番子さんは突っ走っている。ちなみにタイトルの"番線"とは書店が本を注文するときの識別コードのこと。

「壊れても好きな人」のくだりでは、都内のとある工房での本の修復作業を取材されていた。カビや古い酸性紙の修復もさることながら、雑誌製本の際にはさびるのを警戒しホッチキスも外して糸綴じに変えるのだとか。細かい作業!

先日我が図書館でもページが破られた本があり、似た質の紙をちぎってでんぷんのりで修復した。職人は大抵でんぷんのりと和紙があれば直す、というのを見よう見まねで皆で練習してみたが、難しい…。
私のようなおおざっぱな人間には向いていないのだ。

また別の日はハードカバーの表紙がベタベタになっていたものがあった。ネットで調べると、表面の塗料かのりが溶け出しているようで、ブッカーでコーティングするぐらいしか対応はなさげ。

うちみたいなまだ新しい図書館でもこーゆーのが出てきたということは、古いところは常に修復が必要なんだね。

番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
(2008/03/27)
久世 番子

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『お母さんは「赤毛のアン」が大好き:吉野朔実劇場』吉野朔実著/本の雑誌社

吉野朔美劇場第2段。1巻目は「お父さんは―」だったから今度はお母さんの話も。
気ィ使うねー(笑)。

「〈本の解説〉先に読むか後から読むか」は皆さんはどう? 
私は途中で読む派。どっちつかずでスミマセン…。大概仕事の休憩時間や電車に乗るとき読むので、時間が限られることが多い。キリのいいこの章まで、と思ったらあと5分ある。そんなときに少しずつ解説を読む。

ちなみに解説は途中で区切って読んでいい、というのが自分なりのルール。だから最後まで読み終えたときは解説ももう読み終わってる。何か正しい感じしない?(え?しないか) だって解説者がドンピシャな人だとその人の意見も聞いて内容を読みたいもんね。ネタバレしてるときは読まないようにするけどね。

「装幀の秘密」ではカバーをはずすと思いもかけないお楽しみが!という話だが、うちの大学図書館で借りると大抵カバーは最初からない。もしあってもその上からコーティングしてあるのではがせない。

買う派の人に比べるとそこのところだけは満喫できないんだよねー。お金払ってないからしょーがないか。

お母さんは「赤毛のアン」が大好き―吉野朔実劇場お母さんは「赤毛のアン」が大好き―吉野朔実劇場
(2000/01)
吉野 朔実

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『本屋の森のあかり』5 磯谷友紀著/講談社コミックスKiss

大型書店は平均して1~2年に1度異動があるようだ。意外と多いというのが私の感想。あかりも異動で東京にやってきたが、今回また…。

そういえば「離島の本屋」でも離島で頑張っていた書店員がその後の取材では別の店舗に異動になっていたことが何軒かあったなー。確かに新規店舗ができた場合、新たに社員を募集するよりはるかに効率はいい。その他店舗閉鎖や縮小もやっぱ関係あるんだろうか。

来春蔦屋書店が新たに2店舗できるらしい。(やっと代官山見に行ったとこなのに、地元にできるとは…) 大阪初進出の梅田と二子玉川。二子玉では家電も扱う予定。蔦屋は既に全国展開している紀伊國屋書店やジュンク堂とは違い、代官山の成功によって徐々に新たな書店スタイルを広めている途中なので、先日新聞の1面を使って100名募集の広告を出していた。

梅田の店舗地は伊勢丹が入って失敗したところ。印象としては大阪に無理に東京のノウハウを押し付けたからかと思うが、蔦屋は果たしてどうなのか? もともと大阪で産声を上げ成果を収めたので、その辺のところはかなり期待できそうなんだけど。早く見てみたい!

本屋の森のあかり(5) (KC KISS)本屋の森のあかり(5) (KC KISS)
(2009/06/12)
磯谷 友紀

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『本屋の森のあかり』4 磯谷友紀著/講談社コミックスKiss

今回冒頭に出てくるのは、夏休みに児童書コーナーへ通う女の子の話。どれもこれも彼女には気に入らず文句をつける始末。副店長が考えた対策とは…。

ネタバレになるけど、本をよく読む小学生にはもう児童書はつまらなく思えるということ。大人が対象年齢を指定しても、本人には余計なお世話。読みたいと思えるものなら大人の本でも構わないのだ。

確か中村文則氏がTVのインタビューで「子どもはどんな本を読めばいいか」と尋ねられ、「少し難しめの本を読んでほしい」と言っておられたと思う。
自分も小学生の頃大人の本を読んでわからないなりにも衝撃を受け、それから小説にますます興味を持った、というようなことだった。

今は読書感想文の作成サイトや宿題代行業を使うような子どももいるけど(親も!)、一方で学校図書室の本を全部読んでしまうような子もいる。子どもそれぞれにあった読書の方法を見つけてあげるのも、親や先生や司書の役目なのかもしれない。

本屋の森のあかり(4)本屋の森のあかり(4)
(2013/10/04)
磯谷友紀

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ジャンル: 本・雑誌

『本屋の森のあかり』3 磯谷友紀著/講談社コミックスKiss

前回から間が空いたけどやっと3巻。
あかりの同期緑くんが、副店長からどんどん売り場を任される。自分では頑張ってやってるつもりが外部の人間からは副店長と比べられるし、内部のパートさんたちからはなかなか信頼感を得られない。どうする緑くん!?

どこの世界でも仕事をしてるとそーゆーことは皆あるのだ。特に前任者ができすぎた人だと、自分の能力の無さにつくづく嫌気がさしてくる。

うちも以前のリーダーさんは仕事できる人だった。その人がいなくなって先生方の足が図書館から遠のくと、やっぱりそこは自分のコミュニケーション不足だと感じざるを得ない。それにいろいろ教えてくれる人も誰もいない。待ってても無駄なのでとにかく自分でスキルアップするしかないのだ。

どこの職場に行っても私はお手本になる人を1人見つける。自分が迷ったときには、その人ならこういう場合どうするだろうとあてはめて考えてみる。真似するのはそこ。あとは自分なりの考えをきちんと持って、周りの人たちの協力を遠慮なくもらう。

その代わり面倒くさいことも率先してやらねばと、日々思ってはいるんだけど、実践できてるかなー?

本屋の森のあかり(3)本屋の森のあかり(3)
(2013/09/20)
磯谷友紀

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『世界の夢の本屋さん2』清水玲奈著/エクスナレッジ

この写真集相変わらず重かったけど、公共図書館で7カ月順番待ちしたかいがあった。

表紙になっているのはアルゼンチンのエル・アテオネ・グランド・スプレンディッドという書店。昔の国立劇場が閉鎖され、そこを書店にしてしまったという。内装はほとんど残され、なんと舞台はカフェになっている。
舞台でコーヒー飲めるなんてこんな素敵なことはない。

アルゼンチンは読書が特に盛んなのだそうだ。
南米で最も書店が多い国で「人が本を知れば、二度と孤独に戻ることはない」という言葉もあるとか。
スペイン語の本はまだデジタル化がそんなに進んでないため、電子書籍の普及には時間がかかりそう。本は本屋にしかないため(スーパーにも売ってない)、自然と書店に人が集まる。いい環境だな。

それに比べてブラジルでは、年間の平均読書数が1人1.8冊と言われているらしい。最近は新しい書店が続々とでき、オーナーたちは少しでも読書を普及しようと頑張っている。

写真はどれも美しい。でもキレイなだけでなくどこの店員さんも本をこよなく愛していて、多くの人に見てほしいという想いが、本屋に夢を与えているのだ。

世界の夢の本屋さん2世界の夢の本屋さん2
(2012/07/18)
清水 玲奈

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ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店

『書斎の宇宙:文学者の愛した机と文具たち』高橋輝次著/ちくま文庫

作家さんたちのこだわりは文章だけではない。原稿用紙だって万年筆だって机だってこだわりの塊だ。そんな約60名のエッセイ集。

例のごとく本にまつわるブログなので、ここでは書斎についてとりあげる。
これまでのイメージからすると、大概皆部屋には本が溢れていて床が抜けそうでタイヘン、という文章を想像していた。そこはさすが名だたる作家たち、そんな単純な内容はほとんど書いてないんだ。

宮尾登美子さんには驚いた。書く本の内容によって、関連したものが部屋を占領するという。主人公が琴を弾けば琴の稽古もするし、日本画の画材を揃えたことも。香道の話を書けば香道具一式を買ってお香をたく。おかげで原稿がいい香りになったとか。
ご本人は自分の小説作法の自信のなさだと謙遜されるが、本物を見る目を養うというのはこれぞプロの仕事。

皆に共通して言えるのは、書斎は自分にとって居心地の良いところにしつらえるということ。好きなものに囲まれ便利に仕立て上げた空間でこそ、集中して作品が創られていくのだな。

まずカタチからと思い書斎を夢見てるアナタ、そんな人はカタチだけで終わるのだよ。私もだけど(笑)。

書斎の宇宙: 文学者の愛した机と文具たち (ちくま文庫)書斎の宇宙: 文学者の愛した机と文具たち (ちくま文庫)
(2013/12/10)
高橋 輝次

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『考える人』2014年夏号/新潮社

しばらく新刊書店に行ってなかったので、ちょっと時期遅れだけど。
夏といえば文庫フェアが繰り広げられるためか、「文庫:小さな本の大きな世界」が特集されていた。

角田光代・坪内祐三・祖父江慎の対談から始まり、多くの人のエッセイが盛りだくさん。文庫より小さい豆本のこともあり。
新潮文庫100年の移り変わりは興味深い。第1期の装丁は見たことなかったけど、シンプルで美しい。
「銀河鉄道の夜」の各社文庫の書体を比較するのも楽しい。書体の雰囲気が小説を引き立たせるのがよくわかる。

エッセイでは高村薫氏が「加筆する理由」を書かれていた。単行本から文庫化する際、加筆する作家としない作家がいると思うけど、高村氏は加筆派らしい。

私は「マークスの山」を最初単行本で読んで凄く惹きこまれたので、文庫が大幅加筆されてるのを知り文庫も読んだ。ホントびっくり! めっちゃ加筆改訂されていた。どちらもそれぞれいいのが、またびっくりだった。

高村氏によると単行本化された時点で作家はまだもがいている。でも文庫化の時点ではもう取り返しがつかないという思いになるそうだ。

どこまでも完成を追い求めていく芸術家のようだな。

考える人 2014年夏号考える人 2014年夏号
(2014/07/04)
考える人

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テーマ: 雑誌(既刊〜新創刊)
ジャンル: 本・雑誌

『図書館を演出する』尼川ゆら、尼川洋子、多賀谷津也子著/人と情報を結ぶWEプロデュース

うちの図書館の掲示板、なんかベタベタ掲示物を貼ってるだけでしまりがないなーと思い、見せ方について書いてる本を探してみた。

兵庫県図書館協議会研究会で過去に"図書館空間をつくる:利用者を引きつける空間づくり"と題した講演をされていたのが、本書著者の尼川ゆらさんだった。本来舞台美術家なので、"見せる"ということを教えてくれる。
色味を統一するとか人は右側に注意がいきやすいとか参考になることはいろいろあれど、それをもとに具体的に考えろという具合。まー、そーだよな。

とりあえず空いてる箇所に次々貼ってたものを、内容別に区画分けしてみよう。常時掲示しておくもの、期間限定のお知らせ、新着案内。

あとはなるべく複数の掲示物でもすべての一辺を揃えて貼るとか(例えば下を揃える)。もちろん古くなって目をひかなくなったものは新しくすることも必要。

それに目線の高さも重要。一番見てほしいものは目線より少し低めに設定する。

さてさて、秋学期からどんな効果が現れるか、それとも無視か…。


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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 公共図書館 大学図書館

『ハリー・ポッターと賢者の石』J. K. ローリング作 松岡佑子訳/ 静山社

今更なんだけど、やっと映画も観たし某テーマパークも賑わっているようなので、いいかなと思って。ぶっとい本で何巻もあるなと思ってたけど、開けてみるとやっぱ児童書。振り仮名ふってるし、これならすぐ読めそうだ。

映画でホグワーツ魔法学校の図書館としてロケで使われたのは、
イギリスのオックスフォード大学ボドリアン図書館
ここはなんとオスカー・ワイルド、C.S.ルイス、J.R.R.トールキンなど名だたる作家たちが学んだ場所。歴史と共に必然性も感じるねー。「ライラの冒険 黄金の羅針盤」も冒頭部分にも使われたらしい。こちらの映画続編は資金難でぽしゃっているらしい…。

途中ハリーが禁帯図書コーナーで探し物をする場面がある。
映像では本に鎖がついてたのを覚えてる? 中世ヨーロッパの特に修道院図書館などでは、貸出しない貴重な図書は鎖付図書として本を書架に留めてあったのだ。

余談だがこのシリーズ、タイトルが優先されていてバラバラになるとどれが最初かわからなくなる。「読みたいので順番を教えて」と以前学生に言われて、慌てて調べたこともある。もし何の手がかりもなければ、とりあえず奥付で発行年を確かめて古いものから読むべし。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
(1999/12/01)
J.K.ローリング

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テーマ: 児童書
ジャンル: 本・雑誌

『サイン会はいかが?:成風堂書店事件メモ』大崎梢著/創元推理文庫

書店ミステリー第3弾! 
ここにきて先日偶然知った事実。なぜか私、著者の大崎梢さんって男性だと思ってた。女性だったとは! 本編と関係ないところでオドロキだった…。

で、本編は短編5作。表題作が一番良かったかな。成風堂で初めてサイン会をすることになったが、作家には自分を脅迫する犯人を見つけてほしいという別の目的が。果たして当日見つかるのか? 

作家のサイン会は遠目には見たことはあっても、自分は参加したことはない。好きな作家はたくさんいるけど、毎回新刊を買うわけでもないので、サインのために並ぶのもなー、と思う。でも直接会えて少しでも会話ができるというのは魅力的。でも皆そこで何を話してるんだろ?

最新刊の感想を一言で作者に伝えるのは難しい。結局「よかったです」「感動しました」なんかになったらありきたりもいいとこだ。インパクトある感想を伝えて、作家にも「おお、この読者は鋭いところをついている」と思ってほしい。それにはやっぱ読み込みが大事かな? むむー、遠目に見てここで感想をゆっくり語るのが自分には合ってるかな…。

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
(2010/03/11)
大崎 梢

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『翻訳夜話』村上春樹、柴田元幸著/文春新書

翻訳者2人が翻訳を勉強中の大学生のワークショップに参加した際の内容と、2人の翻訳読み比べと、それを元にしての若い翻訳者たちとの座談会、というもりだくさんの新書。

私自身はあまり海外作品を読んでないので、作品が翻訳者によってどれだけ違うものになるのか正直よくわからなかった。先日読んだ『読書について』は、時代に合わせた新訳でとても読みやすかった。もちろんそのことも書いてある。
例えば"ツールドフランス"という言葉を昔は"フランス旅行団"と訳していたものがあったが、今はそれが自転車レースであることは誰もが知っている、と。当然といえば当然だが、なんか目からウロコだった。

面白かったのは、英語はやたら"She said""He said"と出てくるのをいちいち訳すのかといえば、日本語は主語の違いや語尾等である程度誰が喋ったかわかるので、全部訳す必要はないのだとか。確かに英語は字面を追っても今誰が話してるのかわかりづらいんだ。

お二人が訳された原文も掲載してるので、英語勉強中の皆さんはぜひ読んでみて! でも私にはやっぱ英語は無理だな…。

翻訳夜話 (文春新書)翻訳夜話 (文春新書)
(2000/10)
村上 春樹、柴田 元幸 他

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 村上春樹

『ふくわらい』西加奈子著/朝日新聞出版

これは面白かった。ただ主人公が出版社勤務という設定だけで読んだが、予想以上に良かった。

主人公鳴木戸定は探険家の父にマルキド・サドをもじって名付けられた。余談だが檀蜜は高校生の頃マルキド・サドが愛読書だったとか。

人肉を食べた過去を持つ定だけでなく、周囲の人々も強烈なエピソードを持つ。
考えると現実にも強烈な人(いろんな意味で)も多いのかもしれない。今や何が起きたって不思議ではない。自分の周りにも怖い思いをした人、奇跡のような体験をした人、珍しいテッパンネタを持つ人など結構いる。自分が特異稀と感じ、人との接触を避けるのは間違いだ。

世の中にはいろんな人がいる。編集者や文筆家だけが言葉に敏感なわけではなく、人と人がわかりあえるには普通に言葉は必要。伝えたいという思いを持って相手に接することが大事。

でもふくわらいで思い出すのは、昔お正月におばあちゃんの家に行くと、子どもたちは皆双六をもらったこと(古い時代やなー)。その裏側がふくわらいになっていて、つまんねーと思いながらも意外とツボにはまると笑い転げたことだなー。

ふくわらいふくわらい
(2012/08/07)
西 加奈子

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タグ: 編集者

『離島の本屋:22の島で「本屋」の灯りをともす人たち』朴順梨著/ころから

書店のフリーペーパー「LOVE書店」に連載されていたものの書籍化。時々「LOVE書店」は手にしてたけど、知らんかったなー。

日本には6000以上の島があり、そのうちの約400の島では人が暮らし、人口5000人以上の島には大抵、「本屋」がある(と、取材を通した実感でそう思っている)。

と著者は冒頭で述べている。

本土だって街中から何時間もかかるところもあるのに、ましてや離島の本屋はどうなっているのか? フェリーや飛行機も天候によっては欠航がある。するとたちまち本も入ってこない。メディアを扱う店としては難しい環境だ。しかしながら島民もそれは承知の上。娯楽は本屋に限られると言っても過言ではないところもある。

最近はAmazonですぐ買えても、「島で暮らす限りは島にお金を落としたい」と島内の書店で買い物する人をTVで観たことがある。それで賄えれば良いが、残念ながら本書掲載店も既に閉店したところが多い。島に本屋を、と理想を掲げても人口減少もあり、生計を維持するのは大変だ。それこそ地元関連書を充実させ、全国に発信するなどして、なんとかならないものか。

本は本屋で買う、という当たり前のことを改めて考えたくなった。

離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち
(2013/07/19)
朴 順梨

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ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店

2014年8月に読んだ本

夏休みだったのでたくさん借りて、でもやっぱり返却前に慌てて読んだ。本がらみとそうでないものもいろいろ。

最近養老先生がTVに出てるのを見ると、おおっとクギヅケになる。ちょっと本を読んだぐらいで妙な親近感を覚えてしまうので、読書量が増えるとTV鑑賞にも忙しくなるかも。

昨日TV映画で「華氏451度」を観た。レイ・ブラッドベリの未来の焚書の話。こちらもずっと読みたいと思っていた作品。あー、忙し…。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2852ページ
ナイス数:164ナイス

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)感想
この人の本はいつも私のツボをついてくるところが心地よい。そういえば私も二重空間移動装置で四国八十八か所まわってる…。
読了日:8月7日 著者:吉田篤弘
お父さんは時代小説が大好き―吉野朔実劇場お父さんは時代小説が大好き―吉野朔実劇場感想
周りに本好きがいると勧められる本もたまっていく。もちろん自分も勧めるケド。みんなでその内容をあーだこーだ言うのは楽しそう。「つまらないほど面白い」というのはそーゆー意味か、なるほど。
読了日:8月9日 著者:吉野朔実
晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫)晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫)感想
多恵ちゃんの推理もさることながら、陰ながら調べものをしていた先輩とやらもグッジョブ。まるう堂の看板は私も守りたい。
読了日:8月10日 著者:大崎梢
決意とリボン決意とリボン感想
相変わらずパワフルだ。本書を読んだ日にTVに出演されてたが、ちゃんと芋けんぴの話されてた。美味しいもんね。マリコさんファンは必読。
読了日:8月12日 著者:林真理子
世界の夢の図書館世界の夢の図書館感想
とにかくタメイキ。日本とはやはり歴史の重みが違う。こういうところに通って読書なり勉強なり自然にできるところが文化の違い。日本はまだまだだと実感させられる。
読了日:8月14日 著者:
運のつき (新潮文庫)運のつき (新潮文庫)感想
とにかくよく考えている養老先生。だからこそ納得させられる。日本人が世間の中で生きているという考え方が、なるほどとてもよくわかりました。
読了日:8月17日 著者:養老孟司
読書について (光文社古典新訳文庫)読書について (光文社古典新訳文庫)感想
いつの時代もどこの国でも言語の乱れは指摘されるんだなあ。読んで考えろというのもよく言われること。エライ人の言うことはやっぱちゃんと聞くべきだな。
読了日:8月18日 著者:アルトゥールショーペンハウアー
本なんてだいきらい!本なんてだいきらい!感想
わざわざ大人版を作るとは、よほど作者の思い入れがある? 読み聞かせをしたことなくて迷ってる親御さんには良いヒントにはなるのかも。
読了日:8月19日 著者:リタマーシャル
離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち感想
少しずつ地元の本屋が減っていくのが悲しい。ましてや離島だとなおさら。誰がどの本を持ってるとか、どこの家の子が誰と付き合ってるかとか、離島とはいえこれからは個人情報の問題も出てくるかなあ…。
読了日:8月20日 著者:朴順梨
文房具56話 (ちくま文庫)文房具56話 (ちくま文庫)感想
文房具1つ1つでこんなにエッセイが書けるだろうか。自分にあったいいものを大切に使うという当たり前のことが、今の世の中には欠けている。(でも今のオシャレ文具も捨てがたい…)
読了日:8月21日 著者:串田孫一
ふくわらいふくわらい感想
すごい、面白かった。心温まるいい話。個々のエピソードはどぎついところもあるけれど、悪い人が全然出てこない。人間の本質ってきっとこうなんだ、と思わせる。顔のパーツを組み合わせるという"ふくわらい"が、こんなに深い話と結びつくとは!
読了日:8月22日 著者:西加奈子
BRUTUS特別編集合本・本屋好き (マガジンハウスムック)BRUTUS特別編集合本・本屋好き (マガジンハウスムック)感想
意外と近くの書店の良さも知らなかった。今度行ってみよう。"このMOOKも長く店に置かれる"という言葉どおり、完全保存版だな。
読了日:8月23日 著者:
そうだったのか…! (文春文庫)そうだったのか…! (文春文庫)感想
ちょうどマリコさんがご結婚された頃の連載分。この頃からハタケヤマさんが秘書になられたのね。感慨深い。余談ではありますが、ワタシもマリコさんと同じO型の牡羊座。だから感覚がすごく合うのか!
読了日:8月24日 著者:林真理子
翻訳夜話 (文春新書)翻訳夜話 (文春新書)感想
あまり海外作品を読まなくても十分楽しめた。直訳・意訳など翻訳の奥深さが改めてよくわかった。村上さんと柴田さんのお得意訳を交換する、というのは大変興味深かった。
読了日:8月30日 著者:村上春樹,柴田元幸

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