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Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『文房具56話』串田孫一著/ちくま文庫

串田孫一という人が演出家串田和美さんのお父さんだったとは、最近知ったこと。哲学者の書くちょっと古いエッセイだったのでどんなだろうと思ったけど、意外と普通に読めた。

とは言っても、今の若い人には通じない話も多々あり。「月刊事務用品」という雑誌に連載されていた(こんな雑誌があるんだな!)文房具にまつわる短文には、書道の道具は各家庭に普通にあったし、小学生は小刀で鉛筆を削った時代のことも出てくる。残念ながら我が家には硯も墨もなかったけど、ナイフで鉛筆は削ったなあ(年がわかる…)。

本関連のこのブログなので、書棚についての箇所を見てみる。著者は手作りで棚をこしらえていたそうだが、ある日木が裂けていくような音を聞く。忙しい最中だったため応急処置を施し様子を見ていたそうだが、その間戦々恐々としていたという。オソロシー。

本が増え床が抜ける恐怖は、岡崎武志氏も書いている。棚だけの恐怖でまだ良かったのでは?

我が家では文庫用の小さい本棚が、なぜか食卓にあって塩・コショーが入れてあった時期があったよ(笑)。

文房具56話 (ちくま文庫)文房具56話 (ちくま文庫)
(2001/01)
串田 孫一

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『読書について』ショーペンハウアー著 鈴木芳子訳/光文社古典新訳文庫

なぜか家にこれの岩波文庫版があった(なぜかっていうこともないんだけど)。見比べてびっくり。文体が全く違い、すごく読みやすくなっている。

岩波は斎藤忍随訳、初版1960年、改版1983年。光文社は鈴木芳子訳、2013年発行。まあこれだけでも時代に即したものを新たに出す意味はあったんだろうと推測される。なんたって"古典新訳"だもんね。

その昔旧制高校では、カルト、カント、ショーペンハウアーの哲学者がデカンショ節の替え歌として歌われたというのは聞いたことがあった。そーか、そのショーペンハウアーなんだ。でも哲学といっても難解では決してない。

やたらめったら本を読んだところで、それは他人の考えでしかない。読んで、それに対して自分で考えろということだ。それには洗練された文章を読まなければならない。簡単に手を出せるような大衆文学ではなく、古くから読みつがれる良書を読んで自分のものとする。限られた時間を有効に使うためには見極めなさい、という先人の有難い知恵なのである。これこそ良書だね。

読書について (光文社古典新訳文庫)読書について (光文社古典新訳文庫)
(2013/05/14)
アルトゥール ショーペンハウアー

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 読書術

「装丁+(プラス)展」に行きました。

昨日の朝日新聞夕刊に標記についての記述あり。日本図書設計家協会(そーゆーところがあるんだ!)主催でペーパーボイス大阪にて装丁家らの展覧会が開催中とのこと。

約30人の装丁家がブックカバーやしおりを展示している。そしてなんと、気に入った作品は1人10枚まで無料で持ち帰れる! これは行かなきゃソンソン。

装丁+展(クリックすると大きくなります)

ちょうど近くに用事があったので早速行ってみた。オフィス街の一角で平和紙業という紙を扱う会社のビルなんだ。朝10:00過ぎにも関わらず、次々とお客さんがやってくる。やはり新聞効果は大きいんだろう。

装丁家といえば有名どころの名前が何人かは挙げられるが、考えてみれば出版大国日本なので本のデザインをする人もそりゃたくさんいるんだろう。それぞれが工夫されていて、普通に絵画としても楽しめるものもある。

ブックカバーは書皮として飾られ、いろんな人がデザインしていたが、同じ紙質で色も5色に限定されており、統一感ある中にも個性が感じられて素敵。使うのはもったいない気もするけど、本に巻いた感じがまたしっくりきていい

28日まで開催中、あと少し。もっと早く知ってればここでお知らせできたのに、残念。
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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

タグ: ブックデザイン

『本なんてだいきらい!』リタ・マーシャル文 エティエンヌ・ドレーセル絵 うみひかる訳/西村書店

以前にこの絵本『ヴィックはほんなんてだいきらい』を読んだことあり。本書はそれの大人バージョン。と言っても中身はほとんど同じで、後半に著者のコメントなんかが付いている。

とにかく本を読むのがキライなヴィックが、いつの間にか本の中のキャラクターに惹かれて読んでいくという、まあよくあるパターンのお話。著者が語るように、子どもの頃から読み聞かせなどしていると、自然に本を自分で読むようになるらしい。

夏休みに姪っ子、甥っ子と会ったので、恒例の絵本プレゼントをした。案の定「読んで」とせがまれ「自分で読めるやんか」とか言いながら読んでやることに。

いつも私は普通に読んでから少し脱線。「これは○○ちゃん。これは誰?」など絵で遊ぶ。
最後の「絵に関するQ&A」のところで

子どもといっしょに絵をもう一度見て話しあってみましょう。

と書いてあった。お、じゃあ私の読み方は合ってたのか。よしよし、ちびっ子たちよ、本好きになるんだよ

本なんてだいきらい!本なんてだいきらい!
(2000/09)
リタ マーシャル

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テーマ: 児童書
ジャンル: 本・雑誌

東京へ行きました。その2-神保町の巻

無事に阪神勝利の試合を観た翌日、歩いて神保町へ。野球も本も好きな方はぜひこの水道橋→神保町のルートをどうぞ。
途中ガラス張りのシンプルイズベストな建物が、と思ったら日本大学法学部図書館だった。うー、こんなキレイなところで働きたい…。

少しずつ古書店が増えてきたら、大きな交差点を越えると一気に古書街へ。お盆休みのお店もチラホラあれど、古書店の絶対数が多いので大丈夫。各店舗が音楽・サブカルチャー・歴史・哲学・戦争・児童書などなどお得意の棚で個性を光らせている。

三上延さんオススメの古書店"@ワンダー"は、外壁一面に書架が並ぶ。もちろん中に入るとSFものや映画ポスター・パンフもあり。後ろ髪ひかれつつも1軒だけで時間をとられてはダメ。もう少し歩くとすずらん通りへ。

東京堂書店のビルは行きたかったところ。ここは「都内で一番平積みの本の回転が速い」とBRUTUSの「本屋好き」に書いてあった。見ると納得の棚づくり。2012年にリニューアルされてカフェも併設されている。カレーを買って2階へ。通りを見下ろす形のカウンターと、テーブル席にはあっと言う間に人で埋まる。皆本を読んだりパソコンで仕事しているらしく、図書館より静かな空間。

妙にテンション上がりすぎたせいか、写真も撮らずに帰ってしまった(泣)。結構歩いたせいで疲れてしまったけど、元気なら足を延ばして日比谷図書館も行きたかったな。またの機会があるといいな。さて、次はどこに行こうかな。
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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本 個性派書店

東京へ行きました。その1-代官山TSUTAYAの巻

久々の東京、初めての遠出の本屋巡りしてきたよー。

まずは新幹線を品川で降りて山手線で渋谷まで。そこから乗り換えで代官山へ。関係ないけど途中の恵比寿で、駅の発車メロデx-がエビスビールの曲だったのにちょっと感動。

来たー、ついにあの代官山TSUTAYA書店
TSUTAYA代官山(クリックすると大きくなります)
入るといきなりレジにはTVでよく見るコンシェルジュの間室道子さん! 小柄で丸顔の優しそうなお方。「写真を一緒に撮って下さい」とお願いしたくなったが、お仕事中なのでそこはガマン。本当に普通に働いていらっしゃるのねー。

しかし噂以上に大した品揃え。
各ジャンルごとに分けられた店内は、どこもかゆいところに手が届く感じで自然と手を伸ばしたくなる。近所に住んでたらゼッタイ通いつめるよー。仏教の場所にはちゃんと「聖おにいさん」があるし、旅行の場所にはポスターになりそうな各国の可愛い地図もある。児童書も洋書がたくさん、車・バイクの辺りはレーサーのサイン色紙やグッズも欠かせない。

店内のカフェに行きたかったが、人も多かったしゴージャス感に気後れしてしまって遠慮したのだった…、この小心者。とりあえず店内探険に満喫してその日は東京ドームの野球観戦に向かったのでしたー。

翌日はいよいよ神保町へ!(つづく…)
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ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店

『晩夏に捧ぐ:成風堂書店事件メモ(出張編)』大崎梢著/創元推理文庫

配達あかずきん』に次ぐ成風堂書店シリーズ第2段。今回は長編。

杏子の元同僚で田舎の書店まるう堂に勤める美保から、幽霊騒動を解決してほしいとの手紙が来た。謎解き大好き後輩の多恵を連れて行くと、そこには昔の殺人事件と絡んだ悲しい事情が…。

大きな街中の書店も品揃えが充実していいけども、こーゆー田舎の老舗書店も魅力ある。親子何代もわたって地元の本屋に通うというのは、今は少なくなってきてると思うと淋しい。

旅行先で乗り継ぎ時間が空くと、大抵駅前の本屋に行く。それぞれが小さいながらも趣向を凝らしている。今年訪れたところは抽選会をやっていたり、地元出身の漫画家さんのコーナーを作って応援したりしていた。関係なくても手にとって見たくなる。

しかしさすが法学部の多恵ちゃん、犯罪心理学やら紙質までもに目をつけるとは。そのくせポテチの袋が簡単に開けられないとは、かわいいったらありゃしない。

晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫)晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫)
(2009/11/10)
大崎 梢

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『世界の夢の図書館』エクスナレッジ

はー、世界各国にはこんなにもタメイキの出るような美しい図書館があるのか。うちの図書館だってまだ新しいのに…(比べるな!)。

大概修道院図書館というのは美しい。天井のフレスコ画や柱や壁の細かい装飾なんかは、図書館でなくたって建築物そのもので成り立つ。そのせいかどこも見学ツアーを実施しており、別に本好きじゃなくても楽しめるだろう。

諸外国はなんといっても歴史が違う。教科書で習ったような哲学者や文化人の、直筆ものを所蔵していたりする。なかなか日本じゃ考えられない。

ニューヨーク公共図書館は、以前に関連本を読んだのでイメージしやすかった。館内の一室は閉館後パーティー会場として貸し出され、その財源が運営費に充てられる。なるほど、こんな素敵な建物だとパーティーもしたくなる。

ポルトガルのコインブラ大学ジョアニナ図書館はなんとコウモリが住みついているらしい。本の害虫を食べてくれるので重宝されているとか。夜中に館内を飛び回る姿は、絵本で見たとおりなんだ!

とにもかくにもキレイな写真がてんこもり。夏休みに行ったつもりになる1冊だ。

世界の夢の図書館世界の夢の図書館
(2014/01/20)
不明

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『CREA』2014年9月号/文藝春秋

CREAは年2回ぐらい読書特集してるのかな?
今回は「食の本大特集:おなかがすいたらおいしい読書」。料理本、小説の中の料理、その他何でも料理と結び付けて本を紹介している。

「思わずヨダレの味わい小説」の中では、おなじみ吉本ばなな『キッチン』のカツ丼。私世代はもうこれにまさるものはないね。最近の若い人は、ばなな作品読んでるんだろうか? うちの図書館ではそれほど出ないんだけど…。あと村上春樹の小説によく出てくるパスタはホント美味しそう。

「おいしそうなパンの絵本」で思い浮かぶのは、どうしたってアンパンマン。いや、本当においしそうかどうかは別として(笑)。

子どもの頃は『ちびくろサンボ』に出てくるホットケーキに心踊らされた。私の持ってた絵本には"ほっとけーき"と平仮名で書かれていたのが、子ども心にスゴイ違和感があって魅惑の食べ物の気がしていた。

「FOODマンガ100」はちょっと強引。とにかく食事のシーンが出てたらみんな入れてる。そうなると正直何でもいいじゃん…。

CREA (クレア) 2014年 09月号 [雑誌]CREA (クレア) 2014年 09月号 [雑誌]
(2014/08/07)
不明

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テーマ: 雑誌(既刊〜新創刊)
ジャンル: 本・雑誌

『お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き:吉野朔実劇場』吉野朔実著/本の雑誌社

図書館へ行くと0類の棚を眺める。
いわゆる図書館関連・書誌学・読書などが並んでいるので。本書もそうやって見つけた1冊。ちょっと古くなるとなかなか一般の書店では見つけられないから、そういう点は便利なのだ。

「本の雑誌」に連載されていた書評マンガをまとめたもの。書評については素人のスタンスのままでいこうと思った、と著者は書かれているが、なんの。幅広くいろんなものを読んでおられて面白かった。調べてみるとシリーズで出ている。こんなときAmazonがやっぱり便利。しかし最寄りの図書館には本書しかないので取り寄せねば。

タイトルしか知らなかったものも、そんな内容だったとは!と知らされるものも多かった。オリバー・サックス『妻と帽子をまちがえた男』はうちの図書館にあり、なんだこのタイトル?コメディか?と思ってたら、精神病や神経症の医学エッセイだったのだ。おお、興味わいてきた。ちょっと読んでみるとしよう。

本書のタイトルだけ見ても、書評本とはちと想像しがたい。まずは本を手に取って開いてみる、ということが大事だね。

お父さんは時代小説が大好き―吉野朔実劇場お父さんは時代小説が大好き―吉野朔実劇場
(1996/12)
吉野 朔実

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『つむじ風食堂の夜』吉田篤弘著/ちくま文庫

確か映画化もされているこの作品。
読もうと思ったきっかけは、『神田神保町古書街2013』に載っていた吉田篤弘さんのエッセイ。本書を書くきっかけになったことが書かれてあった。

とある古本屋で吉田氏が、長谷川四郎の『無名氏の日記』という本を見つけた。その中の一説にハマったのだ。

ぼくは天文學大系というぼう大な本に銀河系のさしえをえがいている。これが目下ぼくのありついている仕事だ。星空なんて、ろくろく見たこともない、むくいだろう。毎日々々、星の寫眞ばかり見ている。星一つ税込み一個で、壱日どうしても三百えがかなくては食えない。


吉田氏はこの本を買い、帰りにコロッケ定食を食べ、後にこの文章を引用し、クロケットを出す『つむじ風食堂の夜』を書いたのだ。

本書にも古本屋が出てくる。唐辛子の伝説を探している主人公に、「あるよ」とお望みの本をすぐに差し出す。こーゆーのってすごい憧れる。さすがプロ。

その本を主人公の代わりに買いに行かされる果物屋も、店番しながら本を読んでいる。このゆったりとした空間が、この本の醍醐味。

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
(2005/11)
吉田 篤弘

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 映画化 古本

『BRUTUS特別編集 合本本屋好き。』マガジンハウスムック

あれ?前も出てたよね、このクマの表紙。と思ったら3年前の「本屋好き。」と1年前の「古本屋好き。」を合わせて、さらにその後にできた書店を掲載した完全版だそうで。即買い決定。

で、驚いたのは以前鳥取旅行した際、電車待ち時間つぶしの為入った本屋が載ってる! 偶然にも見つけた本屋が、そんな有名なところとは。これぞ神のおぼしめし、ありがたや。

お店の名前は定有堂書店。一見普通の町の本屋だが、全国から書店員が詣でるという。こだわりの本棚にはジャンルごとにテプラが貼ってある。テーマで並べられた本は、単行本でも文庫でも同じ棚を陣取る。お店の一角はカフェになっていて、本を読みながらくつろげる。正直周囲には何もなく、コーヒーと読書を満喫させて頂いた。

全国各地のこだわりの本屋が本当に増えた。どの本でも紹介されてるような本屋は、行ってもないのに勝手に親しみを覚えてる。そのうち旅行で訪れたりすると、店主さんに古い知り合いのように気さくに話しかけたりしそうな自分がいて、ちょっとコワイ…。

BRUTUS特別編集合本・本屋好き (マガジンハウスムック)BRUTUS特別編集合本・本屋好き (マガジンハウスムック)
(2014/07/01)
マガジンハウス

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テーマ: 雑誌(既刊〜新創刊)
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店

『落穂拾い・犬の生活』小山清著/ちくま文庫

ただ『落穂拾い』が読みたかっただけなんだけど、借りたからには全部読まなければという貧乏性のため(買ってもないくせに)、『落穂拾い』『犬の生活』の2冊をまとめたという本書、全435ページを読破。
更に言うと、『落穂拾い』はそのうちたった15ページだった…くーっ。

ビブリア古書堂』の最初のほうでとりあげられているのが、この『落穂拾い』。古本屋の女の子がお客の男性に耳かきと爪切りをプレゼントする、という話(ちょっとかいつまみすぎやなー)。読んでみようと思ったきっかけはもちろんそこだが、もう一つ本好きにはたまらん理由が。

倉敷の蟲文庫店主田中美穂さんが、お世話になった書店の奥さんに「古本屋を営む少女のお話があってね、あなたを見ていると、それを連想せずにはおられないのよ」と言われたのが、まさにこの『落穂拾い』の小説。

小山清という作家の作品は、本書を読む限りではどれも地味で淡々と描かれている。でも退屈することなく読み進められたのは、そんな日々の生活をしっかり生きて行こうと静かに受け止めている力があるからかもしれない。

あ、ちなみに解説も三上延さんだったよ。

落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)
(2013/03)
小山 清

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ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

2014年7月に読んだ本

駆け込みで読んだ本を2桁に乗せようと読みだした本を、職場に忘れてきてしまって結局読めず。くー
8月は休みもあるのでその分読みまくりたい。
暑い日は外に出ずに読書三昧がイチバン。

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1942ページ
ナイス数:109ナイス

本を愛する住まい (LIFE STYLEで考える)本を愛する住まい (LIFE STYLEで考える)感想
建築に関する本のわりには、本の歴史から始まって将来の本のカタチや読書周辺のことまでびっちり書かれていて面白い。本を読む姿勢や書斎の空間など、他の本には書かれてないことが多いので興味深かった。
読了日:7月6日 著者:松沢貴美子
読み書き(代読・代筆)情報支援員入門 (実用単行本)読み書き(代読・代筆)情報支援員入門 (実用単行本)感想
図書館ができることはまだまだある。無料貸本屋にならないためにも、あらゆる図書館がとにかくいろんなサービスを提供できるようになればいいのに。
読了日:7月7日 著者:
本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)感想
まさに読書の鬼。しかも何度も熟読されているところが、作家さんってすごいと思わせる。時間の使い方がうまいんだな。見習おう。
読了日:7月8日 著者:桜庭一樹
TOKYOブックカフェ紀行 (TOKYO INTELLIGENT TRIP 04)TOKYOブックカフェ紀行 (TOKYO INTELLIGENT TRIP 04)感想
今度東京に遊びに行くので、行きたいところをピックアップ。付箋が多すぎて困ります。日本近代文学館で「村上春樹の朝食セット」食べてみたい。
読了日:7月13日 著者:
神田神保町古書街2013 (毎日ムック)神田神保町古書街2013 (毎日ムック)感想
今夏は神保町デビュー予定。予習にと借りた本書でどこに行こうか思案中。無性にカレーが食べたくなった。
読了日:7月14日 著者:
子どもの本 100問100答子どもの本 100問100答感想
子どもの本対象だけど、レファレンスにも役立ちます。見開きページで1問完結なのでとても読みやすい。
読了日:7月18日 著者:
つかう本つかう本感想
リハビリの専門家とブックディレクターが手探り状態で作った本棚。患者さんの反応も踏まえて、これからどんどん良いものに展開されていくといいな。普通に読みたくなる本もあったぞ。
読了日:7月21日 著者:幅允孝
計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話感想
確かに無計画のところもあるけど、信念を貫き通すところは計画立てられたもの。出版業界にもっと喝を入れる意味でも、ミシマ社の活躍を期待します。
読了日:7月27日 著者:三島邦弘
落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)感想
私小説的な短編集。終始地味な感じだったけど、最後の「メフィスト」はちょっとユーモアを交えた作品。物静かな作家のイメージだなあ。
読了日:7月29日 著者:小山清

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