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Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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「われわれの館」閉鎖について。

知る人ぞ知る、全国規模の図書館求人サイトだった。
図書館で働く人は自分の職場のことを"やかた"と呼ぶことから、「われわれの館」という名前になったとか。(私はそんなふうに言ったことないけど…)

新人さんに「どこの募集見た?」と聞くと、「われわれを見て―」と答える人が多いのです、司書業界。私も最初の大学図書館バイトは、われわれで応募したし、現在の職場でも求人はわれわれに出していた。

突然の閉鎖で初めて知った事実。この管理人さんは個人でやっておられたようだ。ご自分の図書館の仕事も忙しくなられ、管理ができなくなったとのこと。

思えば司書として働きながらも、日課のようにわれわれを覗いていた。この学校はこの派遣に委託してるのかとか、ここはまた募集が出てるなあとか、いろんな情報を頂いてた。

13年もの歳月でここのお世話になった司書さんは多いはず。閉鎖は大変残念だが、今までありがとうございました。感謝いたします。
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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

『淋しい狩人』宮部みゆき著/新潮文庫

「うそつき喇叭」という本が本当にあるのか?というレファレンス問題を見て、再読しようと思っていたら、単発2時間でドラマ化された。だから読んだと思われるとミーハーな感じ。「東京バンドワゴン」にも手が出せずにいるのはそのせいだ(逆恨み?)。

初版は1993年、今でこそ古書店ブームが来つつあるが(あ、だから今ドラマ化?)、まだまだ古本屋にはオヤジというイメージのある頃。まさに主人公は古本屋のイワさんという定年後のオヤジ。

短編集だが映像化されたのは標題作。でも内容はがらりと変わってた。宮部ミステリーは好きなのでよく読むが、すごく現実的なのだ。何か事件が起きる。それに関わる人にはそれぞれの生活があり、日常のふとした出来事が偶然にも重なり不可解なことに発展していく。そこが面白い。

でも2時間という制限のあるドラマでは、事件そのものに焦点を当てないと描ききれない。しかも少々ドラマチックに仕込んでいるし。何でも原作のほうがいいと私が思ってるのは、やっぱそこんとこかな。興味のある人は読んでほしい。別物としてね。

淋しい狩人 (新潮文庫)淋しい狩人 (新潮文庫)
(1997/01/29)
宮部 みゆき

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

『ぶたぶた図書館』矢崎存美著/.光文社文庫

勤務先大学構内の書店員さんに教えてもらった"ぶたぶたさんシリーズ"。せっかく聞いたからには読まなきゃ、と思ってたところ、"図書館"と名が付くと買わなきゃになってしまった。のせられたか?

ぶたぶたさんとは、ぶたのぬいぐるみ。しかも中年男性なのだ!
既にシリーズ10冊以上出てるらしいので、喋るぬいぐるみは当然のように日常生活を過ごしている。

元々が本好きなぶたという設定。
図書館員と中学生の女の子がぬいぐるみのお泊り会を企画。夜に本を読むぬいぐるみを撮影するというものに、ぶたぶたさんが一役買う。

アメリカの図書館で始まったプロジェクト、最近は日本の図書館でも行われている。ぬいぐるみが読書したり図書館を満喫している様子を見て、子どもたちにも本や図書館に親しみを持ってもらおうというもの。

来年阪神は勝てる?(クリックすると大きくなります)

これはやってみたい! というわけで自分で撮ってみました。こんな感じはどうでしょう。

ぶたぶた図書館 (光文社文庫)ぶたぶた図書館 (光文社文庫)
(2012/12/06)
矢崎 存美

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

「新古本大学講座」に行ってきました。

大阪古書組合主催イベントで、古本屋さんのお仕事について教えてくれるというもの。

内容は、○古本の販売って、どんなん? ○古本の仕入れって、どんなん? 
    ○古本交換会って、どんなん? ○古書組合って、どんなん? 
    ○古書会館って、どんなん? ○古本屋になるって、どんなん?
 
メニューから想像するとおり、古書店の方々は凄く和気あいあいとしていてほのぼのとした雰囲気。一癖ありそうなオヤジ店主のイメージは総崩れ。中心になってるのは40~50代の方ばかり。それも好きな仕事をされてるからか、見た目が皆さんお若い! そんなに儲からなくても「僕たちは普通に生きてます」と、古書店開業を勧めておられた。

会場は約130人もの人で満員。古本屋をやりたい、とまではいかなくても、古書に興味があるのは皆同じ。楽しく熱心に聞き入ってた。模擬古書交換会も見せて頂き、おおビブリアで読んだとおりだよ、と感動。

「開業資金はどれぐらいですか」の質問に、「本さえあれば0円ですね」のざっくりすぎる回答にどよめき。他の方が「100万ぐらいあれば…」と、慌ててフォローする一幕も。

とにかくなごやかで興味深い時間だった。うーん、ネット古書店でいいから、やりたくなってきたぞー。

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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

『本のチカラ』美崎栄一郎、「希望の本棚」プロジェクト編集/日本経済新聞出版社

FMラジオの東日本大震災復興プロジェクトとして始まった企画の1つ。約20名強の、それも若い世代で頑張っている人たちの、チカラになった本の紹介。

「この本は良いから読んで」というものではなくて、「自分はこの本を読んで背中を後押しされた」という感じの、いわば本をきっかけとして前向きに進んで行こうとした人たちの話みたいのもの。だから『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者である山田真哉氏なんて『英単語ターゲット1900』という英単語学習本なんかを紹介している。

出てくる人も本に精通している著名人とかではなくて、自ら起業した人や小さな団体で活躍している人など、本当に自分のやりたいことをつきつめている人たち。

別に本じゃなくてもいいと思う。映画でもドラマでも、聞いた話でもふと思ったことでも。希望を見失った若者がこの本を読めば、ちょっとしたきっかけで人間は大きく変われるということを感じられるのかも。

本のチカラ本のチカラ
(2013/03/12)
不明

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タグ: 震災

天神さんの古本まつりに行きました。

大阪天満宮、天満の天神さんでの恒例古本市。私は初めてだったけど、青空の下で本が並べられるのは、どこで見ても気持ちいい。

天神さんの古本まつり (クリックすると大きくなります)

今回はやたら均一本が目立っていた。お店によっては結構新しめの小説もたくさんあって、古書マニアのおじさま以外も楽しめる。

じゃりが敷かれた境内を小さな自転車で走り回る子どもたち。絵本を読んでやる店主。様子を見守る宮司さん。秋のさわやかな風景だ。

とにかく最近はすべてのお店の棚を、目を皿のようにして見ていく。するとちゃんと本のほうから「買ってよ!」と言ってくれて、欲しい度100%の本が見つかる気がしてる。もちろん、この日もお目当てGet。
いつも古本で安く買うと、著者さんに申し訳ない気もする。ごめんなさい、でもたくさん読みたいから許してね。

お隣は落語の寄席、繁盛亭。そしてそばには日本一長い商店街でおなじみの、天神橋筋商店街。ここに来ると定番は中村屋のコロッケなのだ。コロッケと古本、お目当ては五分五分だったかも。
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タグ: 古本

『もりのほんやさん(もりはおもしろランド10)』舟崎靖子作 舟崎克彦絵/偕成社

森に住むかわいい動物たちのシリーズ。

本屋のやぎの奥さんは、店番しながら本を読むのが大好き(こらこら、働けよ~)。ところが残念なことに、やぎさんは本に夢中になるとそのページを食べちゃう! 郵便屋のはりねずみさんは、仕事終わりに楽しみにしていた「名探偵わにさん」を買って帰るが、いよいよ犯人がわかる時やっぱりページが食べられていてわからずじまい。森のみんなで犯人を推理するが、その結末やいかに?
普通は本に夢中になったら食べるのも忘れて…とか思うけど、やぎさんは逆なのね(笑)。

ブックカフェが流行ってきて、店頭の本を読みながらお茶できるところが増えてきた。
数年前旅行した際、米子駅前の小さな新刊書店に時間つぶしで入ったところ、カフェが併設されていて「お好きな本を読みながらどうぞ」と言われた。ブックカフェ初体験で新しい本をちょっとビクビクしながら手にとって、美味しいコーヒーをいただきつつ読んだ。わりとさびれた駅前だったのに、こんなしゃれたお店なんて、といたく感動したのだった。

好きな本読んで、好きなもの食べるって、いいね。

もりの ほんやさん (創作こども文庫―もりのおはなしシリーズ)もりの ほんやさん (創作こども文庫―もりのおはなしシリーズ)
(1987/06)
舟崎 靖子

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テーマ: 児童書
ジャンル: 本・雑誌

『古本屋群雄伝』青木正美著/ちくま文庫

更新がちょっと途絶えたのは、500頁弱の分厚さだったから…

著者も古書店経営者。そのかたわら執筆活動も行っており、本書は数々の古本屋店主の記録と言っても良い。
昭和初期からの古本業界の流れもよくわかる。昔は古本市場で競りのようなものが行われており、振り手と呼ばれる人物が仕切って落札者を決めて行く。本が高い文化的価値を持ち、威勢が良かった時代だ。そのせいかどうか、古書店が発行元となり雑誌を作ったり、後の大作家の若き頃を後押しもしていたり、プロの職人気質を感じる。

江戸川乱歩は弟達と"三人書房"なる古書店を経営していた。初期の作品「D坂の殺人事件」でもその様子は使われている。なんとその店の間取り図が、『貼雑年譜』という本から抜粋されているのには興味を覚えた。店の飾り付けや棚は大工に頼み、それ以外は乱歩が設計し製作したとか。見ているといろいろ想像できて楽しい。

貸本屋鎌倉文庫は聞いたことあり。鎌倉在住作家達が開業したもの。高見順が番頭となりあくせく働くも、不協力の人に平等と手当がいくのはおかしい、と嘆いているのが人間味あって好きだなあ。

古本屋群雄伝 (ちくま文庫)古本屋群雄伝 (ちくま文庫)
(2008/12/10)
青木 正美

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テーマ: 今日の一冊
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2013年9月に読んだ本

9月はちょっと頑張って、普段なかなか手を出さない海外ものも読んでみました。また少し読書の世界が広がったようでホクホクしとります。

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2369ページ
ナイス数:106ナイス

失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫)失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫)感想
初めて知った作家さんでした。「故障」が一番良かった。舞台化もされてるようで、むしろ映像でも見たい。「失脚」は図解にしながら読んだらわかりやすいね。
読了日:9月1日 著者:フリードリヒ・デュレンマット
カメラ・オブスクーラ (光文社古典新訳文庫 Aナ 1-1)カメラ・オブスクーラ (光文社古典新訳文庫 Aナ 1-1)感想
善良な紳士が少女に翻弄され、あげくの果てには…。自業自得と言えばそれまでかもしれないが、何とも情けない。人間とは情けない生き物なのだとわかる。「ロリータ」の元となった小説。映画もぜひ観てみたい。
読了日:9月2日 著者:ナボコフ
一箱古本市の歩きかた (光文社新書)一箱古本市の歩きかた (光文社新書)感想
最近知った一箱古本市の存在、2005年から始まっていたとは。そのほか小さなブックカフェや古書店がいろいろなイベントをされてるんですね。これから読書の秋、近くで何か面白そうなことやらないかなー。
読了日:9月4日 著者:南陀楼綾繁
ホンの本音 (角川文庫)ホンの本音 (角川文庫)感想
活版印刷の精興社見学記と対談は良かった。編集の仕事に携わっていた群さんだからこそ、よく伝わってくる。前半のエッセイも軽快で楽しい。同じ本を読んでいても、感想は様々だなあと、面白く読めました。
読了日:9月8日 著者:群ようこ
この あかい えほんを ひらいたら (講談社の翻訳絵本)この あかい えほんを ひらいたら (講談社の翻訳絵本)感想
かわいいしかけ絵本。単純なようでよくよく考えると不思議な話。いろんな想像がふくらむのがGood!
読了日:9月9日 著者:ジェシー・クラウスマイヤー,スージー・リー
別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫)別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫)感想
再読。以前読んだのは10年ぐらい前だろうか。その時もかなり印象的で面白かった。椎名さんの本を読むようになってから読むと、「本の雑誌」で働く人たちの人となりがわかって更に興味深い。
読了日:9月12日 著者:群ようこ
これはちいさな本これはちいさな本感想
「これは本」はいまどきの子どもに対してだったけど、今度のは赤ちゃん全般相手。小さいうちから本は読んだら面白いものだということを植え付けろ、ということかな。
読了日:9月14日 著者:レインスミス
ビジネスマンのためのクオリティ・リーディング (創元社ビジネス)ビジネスマンのためのクオリティ・リーディング (創元社ビジネス)感想
時間を作って質の高い本を読むというのには納得できたが、最後のフォローアップとして本の中身で気になった箇所を抜き書きし、それを繰り返し読むというのはちょっと苦手だな。だから身につかないのかな。
読了日:9月18日 著者:三輪裕範
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)感想
やっぱ原作はいい。乱歩は謎が多いので事件手帖には最適。大輔くんもかなり前進したようで、続きが楽しみ。そろそろ出ないのかなー。
読了日:9月22日 著者:三上延
若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)感想
作家の作品制作に関わる考察を、村上節で解説。この中では読んだことないものばかりだったけど、小島信夫『馬』がすごく気になりました。
読了日:9月23日 著者:村上春樹

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