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やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『菊地君の本屋:ヴィレッジヴァンガード物語』永江朗著/アルメディア

遊べる本屋ヴィレッジヴァンガードは、もう結構全国区になったでしょうか? 店頭のPOPが大好きで、うちの図書館で本を紹介するときは、ヴィレヴァンみたいにしたいと常々思っております。

創業者の菊地敬一氏の語り下ろしと、ブックガーデンの江口淳氏・リブロの今泉正光とのそれぞれの対談、それらを永江氏がまとめたものです。

まだヴィレヴァンが名古屋に数店舗しかなかった頃のものですが、当初から普通と違ったコンセプトで本屋を創りたいと考えておられたことが、まざまざとわかります。新刊はあえて置かずに他の本屋にない本を置く。本に関連したグッズを並べるて本もグッズも売る。単純なことだけど実行するのは難しい。
コアな客層を狙って計画されてたところに、すっかり私たちはハマってるんでしょうね。コアだけど決して専門的にはならず、本屋だからできることを楽しみながらやる。形から入る人にはうってつけ。

今は若干グッズの量のほうが多くなった気がしますが、ここの本屋はセレクションはかなり私のツボです

菊地君の本屋菊地君の本屋
(2000/05)
永江 朗

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タグ: 永江朗 個性派書店

『金魚屋古書店』1集 芳崎せいむ著/小学館IKKI COMIX

出納帳から見つけた本書、徐々に買って行きますよ。

同窓会で漫画の話で盛り上がり、金魚屋古書店で2次会をする中年ご一行。美術学校で自信を無くしかけている女性。弓道部で本番に弱く煮詰まっている青年。みんな現実に行き詰ってもがいている中、漫画に出会い子どもの頃の純な気持ちをや初心を思い出したり、こんなことでくよくよしてどうするという前向きな気持ちになっています。いいですね、こういうの。背中を押してくれるちょっとしたきっかけが漫画って。

個人的には私は子どもの頃は「漫画なんか読んだらアホになる」と言われてました。だから大人になって昔の漫画の話題で友達と盛り上がるってできないんですよ、知らないから。なんか悔しいです。

7話には貸本屋の話も出てきます。うちの近くにもありました。私は行けなかったけど、みんな行ってましたね。
今は休みの日に寝転がって、たまに漫画読むの楽しみにしてまーす。

金魚屋古書店 1 (IKKI COMICS)金魚屋古書店 1 (IKKI COMICS)
(2004/12/24)
芳崎 せいむ

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『百年読書会』重松清編著/朝日新書

よく図書館で読書会なるものをされてますが、とりたてて興味はなかったのです(司書が言うなよー)。でも、これ読むと印象変わりましたよ(慌ててフォロー)。

朝日新聞の紙上読書会をまとめたものです。毎月お題の本が出され、読者は感想を投稿します。10代から最高齢は98歳! それこそいろんな意見あり。登場人物の誰に感情移入するか。もちろん目が行くのは、自分と同年代の人物が多いかも。だから何十年ぶりかに再読すると、全然違う印象を持つことも。

進行役である作家重松清氏らスタッフの選書は、『斜陽』『坊ちゃん』『砂の器』『銀河鉄道の夜』など12作。いわずと知れた名作にも、「まったく意味がわからない」等の辛口書評もあり。よかったー、自分だけじゃないのねと、変な安心感。

小説には自分を投影して共感したり、まったく未知の世界を教えてくれたり、いろんな楽しみがあります。更にその違う読み方をいろんな人が教えてくれるのには、また別の興味もわいてきます。これ読んだだけで、その作品も読んだ気になっちゃいますがね(笑)。

百年読書会 (朝日新書)百年読書会 (朝日新書)
(2010/07/13)
重松 清

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『活字博物誌』椎名誠著/岩波新書

『活字のサーカス』の続編。
前書で印象に残ったのは、実はグロいところでした。見たことありますか?クガビルというヒルがミミズを飲み込むところ。昔の天声人語に載ってたそうですが、そういう得体のしれない生き物の実態が今回も出てきます。
子どもの頃に死んだナマズを放置していたら、白くて平べったくて小さな生き物がくねくねと何匹もわいてきたこと。がー、想像しただけでキモイ~。

でも読んで更に想像するのは、まさに怖いもの見たさ。想像するだけならと、巨大な体のゴジラやガリバーの便の量を計算してみる。全くこの人の好奇心はどうなってるんだろう。ちゃんとそれを読書によって消化しているのです。

特に自然科学ものや体験記などよく読まれるようで、アウトドアであり理系人間。
今じゃみんな困ったらすぐ検索だけど、
時間をかけていろんな書物から答えを導くのもなかなかのお楽しみ。

そうか、椎名誠ってこういう人だったのね。今更ながらハマってきました。次回も続く!

活字博物誌 (岩波新書 新赤版 (586))活字博物誌 (岩波新書 新赤版 (586))
(1998/10/20)
椎名 誠

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『図書館のプロが教える調べるコツ-誰もが使えるレファレンス・サービス事例集』浅野高史、かながわレファレンス隊著/かもがわ出版

あかね市立図書館3部作の最後です(実際は本書が確か2巻目)。今回もレファレンス問題やってみました!

お風呂や噴水で、なぜライオンの口から水が流れるているのか? 確かに、なんでライオンなんだ? こんなときは百科事典なのだそうです。とりあえず「ライオン」で調べると本当に載ってました。あっぱれ百科事典。皆さんも調べてみて!

ほかには宮部みゆきさんの小説に出てきた「うそつき喇叭」という本を探してくれ、というもの。結論からいうとご本人の創作らしいです。見出しにも書いてあったけど、
ないものをないと証明するのは難しいのです。
探し足りないだけかもしれないので、本当はあるかもしれない。作者に聞くのが一番なのですがね。

さてこの作品、古書店主イワさんが謎を解決するお話なので、ここでもご紹介しようとずっと思ってた『淋しい狩人』です。以前に読んで内容忘れてしまったので、近々再読予定。お楽しみに~。

図書館のプロが教える“調べるコツ”―誰でも使えるレファレンス・サービス事例集図書館のプロが教える“調べるコツ”―誰でも使えるレファレンス・サービス事例集
(2006/09)
浅野 高史、かながわレファレンス探検隊 他

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タグ: レファレンス

『この本が、世界に存在することに』角田光代著/メディアファクトリー

角田さんが直木賞を受賞された直後の短編集のようですね。本をめぐる9つの物語。

角田光代=恋愛小説のイメージだったので、私としては敬遠しがちでした。まあこれも大半は恋愛ものなんですが、短編ということでわりと読みやすかったです。

まず冒頭の「旅する本」が興味深かった。昔自分が古本屋に売った本を、数年後ネパールの古本屋で見つける。買ったはいいが荷物に入りきらずカトマンズでまた売る。そしてまた数年後アイルランドの古本屋でまた出会う…。
ま、ないけどねこんな話と思いながらもいい気分。

「ミツザワ書店」は泣けました。おばあちゃん一人の書店から子どもの頃万引きした彼は、今や作家になり過去の謝罪をしに書店へと行く。残念ながら他界された後だったが、家にはそうやって謝りに来る人がたくさんいるのよ、と娘さんが言う。
素敵な本と人とのつながり。

たまにはこーゆーのもええですなあ。

この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)
(2005/05)
角田 光代

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『本のれきし5000年』辻村益朗作/福音館書店

福音館書店の定番といったら「たくさんのふしぎ傑作集」、その中の1冊。小学中級向きとなってますが、大人が読んでもためになる。

公共図書館のレファレンスではよく児童書を見ろとされてます。いろんな物事を簡潔にわかりやすく説明されていて、しかもその道の権威が書いていたり監修に携わっていたりするので、かなり内容に信憑性が高い。本書もまさにそんな本です。

中国3000年の歴史と言いますが、本はなんと5000年! パピルスから始まって紙の発明・印刷技術の誕生。それぞれの説明に使われてる写真がキレイなの。大英博物館所蔵本や1900年前後に出版された国内外の児童書の数々。
本当だ、あなどるなかれ児童書、立派な参考文献なるぞ。

先日電車内で女子中学生が「人類最大の発明って何だろう」という話をしてました。
やっぱ字じゃね?」とか言ってたのであーなるほどねと思ってたら、
結論は「服だろう」ということになってました。そうなのか??

本のれきし5000年 (たくさんのふしぎ傑作集)本のれきし5000年 (たくさんのふしぎ傑作集)
(1992/10/01)
辻村 益朗

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テーマ: 児童書
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『図書室の日曜日』村上しいこ作 田中六大絵/講談社

休日の図書室では辞書たちがかけあい漫才のようなおしゃべりをしています。そこへ本の中から現れたのっぺらぼう登場。但し顔に落書きされて困ったことに。辞書ならではの探索に続き、推理小説の主人公たちに話を聞くもつかまらず。いったい犯人は誰? そこで登場するのが正義の味方、水戸黄門。なんだかんだで無事に犯人もわかり、のっぺらちゃんの落書きも消えて大団円。とにかく何でもアリなお話でした。

子どもの頃こんなしっちゃかめっちゃかな話を、自分でも作った覚えあり。そうか、こういうふうに書けばよかったのね。これ、小学校の学芸会に向いてますよ。人もたくさん出るし、単純に面白いです。

休日に本たちがおしゃべりしたり、登場人物が外に出てきたりするのは、必ず誰もが想像しますよね。同じ作者で理科室や保健室の話もあるようです。ということは学校の中の話だから日曜日がお休みなのね。普通の公共図書館は月曜日が休みのところが多いです。お間違えないように。

図書室の日曜日 (わくわくライブラリー)図書室の日曜日 (わくわくライブラリー)
(2011/07/15)
村上 しいこ、田中 六大 他

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『図書館員』下 ラリー・バインハート著 真崎義博訳/ハヤカワ・ミステリ文庫

やっとの思いで読了。あー、最後まで残念な結果でした(笑)。

結局のところストウの図書館で秘密文書を見たから狙われてたんだけど、じゃあもっと司書の職務とかと絡めて複雑な話にもできたんじゃねーの、とも思わせます。
主人公は秘密文書を自分の大学図書館のデータベースにダウンロードしようとしましたが、実際問題それはダメだろう。そりゃあんたが悪いよ、と身もふたもない思いにかられたのでした…。

訳者があとがきで「司書は資格もあるので、より意味の広い"図書館員"を遣うことにした」と言ってます。なんだよ、それ。やっぱ図書館はたいして関係ないのね、とも。がっかり、騙されました。

騙されたといえば、本の広告や書店のPOPなんかでも、やたら興味を惹くいいのがあります。だからといって読んでみて残念な結果だと、騙されたことを結構みんな書評サイトに書き込んでますね。悔しいのはみんなそうなのです。今回はタイトルでしてやられました。これもまた読書の面白さ、ということにしておきましょう。

図書館員〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)図書館員〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2007/05)
ラリー バインハート

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『活字のサーカス-面白本大追跡-』椎名誠著/岩波新書

G.W.はいかがお過ごしでしたか? 私は石垣島に行ってきました! と言っても南国ムードはまるでなく、初日は雨、次の日もくもり、と大阪に帰ってきてからが一番天気良かったです(笑)。

川平湾

そんな旅のお供に持参したのが、この本。椎名氏も旅には何冊も本を持参するという、まさにタイムリーな話から始まるエッセイ兼いろんな本の紹介本です。

世界各国旅する男は、固定観念を持たぬようガイドブックは読みません。いろんな人のルポルタージュなどを読み、実際に自分で体験し比較する"現場読み"。なんでもTVなど映像で観るとやはりその印象が拭えないとか。それを消す為にまた読書。

ご本人曰く読書ビンボーなのだそうですが、その結果知識の幅広さや深さははかり知れないものがあります。これ読んでるだけで自分もその本たちを読んだような気になって、ウンチク語りたくなる錯覚に陥ります。

実は今まで椎名誠読まずにいたんですが、これを機に読みたくなりました。本書は1987年発行ですが、本好きオーラが出まくっていて古さを感じさせません。

活字のサーカス―面白本大追跡 (岩波新書)活字のサーカス―面白本大追跡 (岩波新書)
(1987/10/20)
椎名 誠

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