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やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『新解さんの謎』赤瀬川源平著/文藝春秋

新解さんこと『新明解国語辞典』がこんなにも主張する辞書だったとは!

前半は『新明解-』の用例の不可解さのオンパレード。
「かえん」をひくと、"火炎瓶-かぞえ方1本"とわざわざ書いてあったり、「ごきぶり」には"さわると臭い"とご丁寧に触った感想も。そうなのです。個人的主観たっぷりに、「くるしい」の用例に"-中から子供を三人まで大学にやる"と悲観したり、「たらばがに」は"大形で肉がおいしく、缶詰にする"と嗜好をまじえながら断言もする。いいのか?

数年前『ジーニアス和英辞典』第2版には用例にやたらとタイガースが出てくる、と阪神ファンの間で噂になりました。例えば「攻撃」には"5回裏のタイガースの攻撃は赤星の二塁打で始まった"などなど。『舟を編む』で辞書編纂者の思いがクローズアップされましたが、それを考えると全部ありかなとも思えますね。

後半は"紙"にまつわるエッセイ。返信用ハガキの欠席に悩む心境は日本人ならでは。宝くじのはずれ券は確かにゴミですよね。しかしよくもまあ紙だけでこんなに文章が書けるもんですね。さすがプロだー。

新解さんの謎新解さんの謎
(1996/07)
赤瀬川 原平

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 辞書

『京の古本屋』河合篤子編集・取材/青幻舎

本書片手に古本屋巡りなんて、これから春になったらいいですねー。

今やネットで古書検索もできますが、HPも持たず古本市にも出ない古書店もたくさんあります。特に京都はその土地柄、仏教に携わる人や着物職人、伝統芸術家などが訪れるような専門書を扱う古書店も多いようです。素人にはわからんけど、写真を見てるだけで綺麗で貴重な印象を受ける本ばかり。

寺町周辺のアスタルテ書房はなんと土禁! めくるめく耽美の世界に、こわごわ足を踏み入れる。佐々木竹苞書楼は、寛永元年から続く日本最古の古書店。京大周辺には、中国雑貨も扱う書肆遲日草舎。赤い店内に鳥カゴはまさに中華の雰囲気たっぷり。一乗寺まで足を延ばすと、マンガ専門店の石川古本。手塚ファンのご主人が集める絶版本もあり。そのほか巻末には、無店舗ネットショップや古本市の情報も。

ああ、京都って古本がよく似合う。
今まで何で気づかなかったんだろう。初詣や観光に行っても、神社仏閣しか見なかったなあ。あとはお土産に漬物…。ミーハーさに呆れる始末です。

京の古本屋 (京都モザイク)京の古本屋 (京都モザイク)
(2003/06)
「京都モザイク」編集部

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

図書館体操って何?

図書館で働く人も、そうでない人もご覧あれ~。

以下、国立国会図書館カレントウェアネス・ポータルのサイト、2012年11月28日の記事より

YouTubeで、「図書館体操第一」と名付けられた動画が話題になっていました。これは、東北のみちのく図書館員連合(MULU)の有志などによって、先日開催された第14回図書館総合展の会場において実演・撮影されたもののようです。同体操は、「朝の書架整理をイメージして腕を伸ばす運動」から始まる全12のステップから構成されており、その中には「地震に備えて大声を出す練習」というものも含まれています。


ちょっと~、面白いじゃないですかー。ホント図書館って体力仕事なんですよね。よく「ずっと座って本読んでるだけでしょ?」と言われたりするけど、じゃあ誰がこの本並べたの?ってなカンジです。理にかなってます、この体操。

でも私はあんなふうにタトルを素早く入れたりできない…。
ぜひYouTubeで「図書館体操」見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=qcMfJmcR4is
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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 震災

『カバー、おかけしますか?:本屋さんのブックカバー集』出版ニュース社

カバー、萌え~。
本屋さんで本を買ったとき「カバーおかけしますか」と聞かれ、最近は断ってたんですよね。自分でブックカバー買ったり、ネットで好きなのダウンロードできるし。でもいろんな書店のカバーデザイン見てたら欲しくなってしまった。

中国語では本のカバーを書皮といい、日本語としても広辞苑なんかには"本の表紙"とある。カバーを愛する人たちで結成された書皮友好協会が、毎年投票によって書皮大賞を決め受賞書店を表彰しているとか。それらやこだわりのカバー約190種公開。書皮、萌え~。

ん? 京都・文祥堂書店の小豆色のネコの絵のカバー、会員さんの寄稿によると長新太さんの絵。それってもしや、先日読んだ今江祥智「招き猫異譚」に出てきた本屋さんですね! これ、これ、こういうことなんです。本をたくさん読んだらどこかでつながっていく快感。本、萌え~。

よくよく考えると、図書館で借りることが多くなったから自分でカバーを調達してるのかも。こんな素敵なカバーなら、ちゃんと本屋で買うかも。旅行の記念に地元書店のカバーを集めるのもいいですね。

カバー、おかけしますか?―本屋さんのブックカバー集カバー、おかけしますか?―本屋さんのブックカバー集
(2005/01)
出版ニュース社

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店 ブックデザイン

『読書力』齋藤孝著/岩波新書

『声に出して読みたい日本語』でおなじみの齋藤先生の著書です。

声に出すということで、ここでは読書をスポーツと捉えています。スポーツの上達にはトレーニングが必要。ならば全く本を読まない人は、それなりのトレーニングを積むとかなり難しい本も読めるようになる。ではどんなトレーニングが有効なのでしょう?

小さい頃なら読み聞かせで、まずは聞くことから入る。大人なら私はラジオドラマなんかもいいと思います。聞くことによって想像力が働き、自分でも読みたくなるかも。
次に声に出して読む。例えば英語が苦手だと変なところで区切って読んで、余計意味がわからなくなりますよね。それと同じで、日本語も声に出すことで意味を考えるようになり、読み飛ばして内容がつかみきれないということがなくなります。
3番目は線を引く。これは好き嫌いあるので、私は付箋がオススメ。面白いと思ったことや、大事なところにピタッです。

その他読書会で人の感想を聞いたり、複雑な小説などは人物系図を複数人で作ったりして新たな発想を掴む。読書を指導する人にも読んでほしい、王道な読書指南本でした。

読書力 (岩波新書)読書力 (岩波新書)
(2002/09/20)
齋藤 孝

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 読書術

『おんちゃんは車イス司書』河原正実原案 梅田俊作作・絵/岩崎書店

日本初の車イス司書になったカワハラさんの、実体験にもとづく絵本です。

やんちゃ坊主3人組の町の図書館に、車イスの司書さんがやってきた。早速訪れた図書館で、そのカワハラさんと友達になります。興味本位で車イスを貸してもらったりしながらも、子どもたちは一生懸命働くカワハラさんをいつしか尊敬しだします。星を見る会の帰りに、3人がカワハラさんを急いでトイレに連れていく場面は、微笑ましくもありちょっと頼もしくも見えました。

『車いす司書 ハート貸し出します』という本はタイトルだけ聞いたことがあり、その著者がカワハラさんでした。出版の際に梅田俊作氏がぜひこれを絵本にしたい、ということでできあがった本だそうです。絵本ながらも小学校高学年ぐらいが読むと、いろいろ考えてくれそうです。

もう10年以上前ですが、ドラマ「ビューティフルライフ」で常盤貴子さんが車イスの司書の役をされてました。図書館員も利用者も、車イスだろうがなんだろうが、誰もが平等に利用できるのが図書館のあるべき姿ですね。

おんちゃんは車イス司書 (いのちのえほん)おんちゃんは車イス司書 (いのちのえほん)
(2006/09)
梅田 俊作、河原 正実 他

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テーマ: 児童書
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 司書 公共図書館

『本』島木健作、ユザンヌ、佐藤春夫著/ポプラ社(百年文庫)

漢字1文字をテーマにして3人の文豪の作品を集めた百年文庫。本書はその中から「本」をテーマにした1冊。

島木健作『煙』はちと暗め、佐藤春夫『帰去来』は読みにくい、とバッサリ切り捨てたところで、面白かったのはユザンヌの『シジスモンの遺産』。

亡くなった愛書家シジスモンの蔵書が欲しいが為に、同じく愛書家のギュマールが遺産相続人である従妹のエレオノールに求婚までします。彼女は御年58歳の超ブサイクさん。しかも当のシジスモンと結婚するはずだったのが、彼が古書に執着するあまり婚期を逃して、たいそう本を恨んでいる。自分は遺言で本の保管を義務付けられただけなので、その本がどうなろうか知ったこっちゃない。恨みつらみを晴らす為、ねずみに食わせるわ、カビをはやそうとするわ、やりたい放題。そうはさせぬとギュマールもあの手この手で必死に食い止める。さて結末やいかに!

これってコメディですよね。三谷幸喜さんに脚本書いてもらって、戸田恵子さんと役所広治さんで舞台化してほしいなあ。笑えますよ~。

(014)本 (百年文庫)(014)本 (百年文庫)
(2010/10/13)
島木健作、ユザンヌ 他

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

『刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記』アヴィ・スタインバーグ著 金原瑞人・ 野沢佳織訳/柏書房

主人公はハーバード大学を出てライターとして死亡記事を書くことに嫌気がさし、ボストンの刑務所内の図書室で働くようになったアヴィ。そこは町の公共図書館とはまったく違う、規律や制約で固められた世界。但しそれは受刑者を更生させるためのものであると同時に、受刑者から身を守るためのものでもあります。

受刑者と親しくなりすぎないようにしていた結果、何もしてやれなかった悔やむべき出来事も生じます。著者は二度と後悔したくないという思いから、最後はささやかな行動をし退職します。本のある場所というのは、ある種自分自身を素直にさせる力を持っているのかも。そんな気がしました。

『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』の主人公も新聞社で残忍な事件を追うことにくたびれてました。記者の仕事も大変ですよね。それにもまして刑務所図書館なんて! 生きてる人と接することのほうが、やはり自分も生きてると感じられるのでしょうか。同じ図書館とはいえ、重みを感じずにはいられません。

刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記
(2011/04)
アヴィ スタインバーグ

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 海外の図書館 司書

せどりをやってみるーその3 いよいよ仕入れ

あれからアマゾンマーケットプレイスで11冊入力し、2冊売れました

残念ながら買ってくれた方からの評価は入らず。買い物に満足してもらえたら星が増えますが、わざわざ評価を入れるの嫌がる人も多いとか。おかげでずっと新規出品者のままです。悪い評価もらうよりはいいですけどね。

これで味をしめたので、いざブックオフへ仕入れに! せどりを本格的にされてる人は、ケータイ片手に高値のつく本を探して買うらしいですね。私はそこまで儲け重視ではないので、自分が読みたい本(なるべくここで紹介したい「本の本」)を安く買うのだ。

とはいえ、やはり送料の安そうな薄い本をつい探しがち。結局2冊だけ買い、別の古本屋さんへ。ここは新古書店ではなくれっきとした古書店なので、ブックオフみたいに¥105じゃないぞ。¥100でよさげなのがあったので、また2冊購入。

厚さが2cm超えると郵便局のゆうメールが安いらしい。手持ちの単行本とあわせて出してみようっと。こうやってまた積読本はたまっていくんですよね。
そして仕入れもやみつきになる~
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テーマ: 本に関すること
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

『らくだこぶ書房21世紀古書目録』クラフト・エヴィング商會著 坂本真典写真/ちくま文庫

クラフト・エヴィング商會ならではの不思議な本。

ある日いきなり送られてきたのは未来の古書目録。ということは、未来にとっては古書でも、現在からすればそれはまだ発行されていない未来の図書。試しに注文するとそれはそれは奇妙なテーマにあふれた本ばかり。そして最後に送られてきたのは…。

以前単行本で出されたものが文庫になったことで、それに対してのまえがきから始まり、なんでわざわざ?という疑問符を抱えたまま読み進めるワクワク感。未来の古書の1冊1冊の美しすぎる装幀と、ホントに読みたくなるような内容にテンション上がりまくり。最後はもうわけわからなくなるハイな感じがいーんです!

ここで紹介されている未来の古書。私が読みたいと思ったのは「その話は、もう3回きいた」「大丸先生黒板傑作集成・第1板」ほらね、タイトルだけで面白そうでしょ。装幀が素敵だったのは、「羊羹トイウ名ノ闇」。まるで羊羹の箱で中身の本はやっぱり羊羹そっくりなんですよー。オイシソー。

らくだこぶ書房21世紀古書目録 (ちくま文庫)らくだこぶ書房21世紀古書目録 (ちくま文庫)
(2012/04/10)
クラフトエヴィング商會、坂本 真典 他

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テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: クラフト・エヴィング商會

『シネマと書店とスタジアム』沢木耕太郎著/新潮文庫

タイトルは海音寺潮五郎『酒と女と槍と』にちなんだもの。その主人公を語るには、酒と女と槍というたった3つの言葉でいい、というところから。沢木氏にとって「それさえあれば」というものは何かとなると、映画と書物とスポーツだということだそうです。うーん、自分ならなんだろう。

現在も朝日新聞で映画のコラムを書いていらっしゃいますが、本書はそういったものを集めたもの。長野オリンピックと日韓共催W杯のコラムが入ってる、今となっては懐かしいものです。

本に対するコラムは、ノンフィクションから小説から、海外作品も含めて幅広いです。私の知ってるものはほとんどなく、勉強になりますねー。
読みたくなったのは、V・シムソン、A・ジェニングスの『黒い輪』。オリンピックが金と薬で汚れている、と書いた問題の書。スポーツに詳しい著者が監訳者に対し、"ほかの黒幕のことを更に書く義務がある"と述べています。これは興味そそられますねー。私は『敗れざる者たち』が好きなので、トマス・ハウザー『モハメド・アリ』もいいですね。
広がれ、本の世界。

シネマと書店とスタジアム (新潮文庫)シネマと書店とスタジアム (新潮文庫)
(2005/06/26)
沢木 耕太郎

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『夜明けの図書館』埜納タオ著/双葉社(ジュールコミックス)

新米司書さんのレファレンス日記、といった感じのコミックスでしたよ。

市立図書館で働きだした葵ひなこ。忙しい中、ある老人から昔の写真が見たいと言われます。市役所から派遣されてきた職員には、レファレンスなんて時間の無駄だと言われ、自分の無能さにもヘコむ。失敗ばかりで先輩にこれ以上相談できず、一人で探そうとしますがやはり無理。結局みんなでいろんな方面から探し出すんですけどね。

そんなふうな4編のレファレンスのお話。
え? ところでレファレンスって何って?

参考調査と言われるものですが、例えばここに出てくるものだと「自分の影が光ることを証明したい」とか「郷土史の都市伝説の原文を見たい」とか、利用者の知りたいことにたどり着くような文献(最近はデータベースも使います)を探して提供するようなイメージですね。

学生の皆さん、図書館はその答えを教えるところではないのですよ。あくまでこーゆーところに載ってると思われるから、あとは自分で調べなさいよ、と導くだけですよ。そこんとこ間違えないように、ヨロシク。

夜明けの図書館 (ジュールコミックス)夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
(2011/10/17)
埜納 タオ

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ジャンル: 本・雑誌

タグ: レファレンス 公共図書館 司書

『本と図書館の歴史:ラクダの移動図書館から電子書籍まで』モーリン・サワ文 ビル・スレイヴァン絵 宮木陽子、小谷正子訳/西村書店

古代ギリシャにはアレクサンドリア図書館があって、昔はパピルス紙や羊皮紙が使われた…。というのは司書資格習得の際に図書館通史で習いました。そんな図書館史がわかりやすく(もちろん子ども向けなので)書かれています。

親切なのはそんな図書館としての歴史だけでなく、図書館員やパブリックドメインにまで視点を広げ、現代の図書館関係サイトURLまで紹介されているところ。(但し、元々洋書なので英語サイトが多く、実際にWebで見ても私には読めましぇーん)

大学で司書資格取った私ですが、まさか当時本当に司書の仕事をするとは思わず、教科書一切捨ててしまったのです。今になって置いときゃよかったよと思うこと多々あり。でも教科書としてのオカタイ本より、こっちのほうが読みやすいもんね。公共図書館の児童書コーナーにけっこう置かれてると思います。騙されたと思って、いっぺん見てみてください。

本と図書館の歴史-ラクダの移動図書館から電子書籍までー本と図書館の歴史-ラクダの移動図書館から電子書籍までー
(2010/12/17)
モーリーン・サワ

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ジャンル: 本・雑誌

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『本のお口よごしですが』出久根達郎著/講談社文庫

直木賞作家にして古書店店主という著者。北海道新聞に3年間にわたって連載された、日頃の古本に対してのエッセイです。

私は新入生ガイダンスの時期になると、自館の所蔵を大学4年間で全部読もうとすると1日に何冊読めばいいか計算します。あなたたちの学校にはそれだけ多くの本があるので、十分に活用してくださいという意味です。(しかし時間の関係でほとんど言ったことない…)

なんと同じようなこと、出久根さんもされてましたよ。一生の読書量を考えるとわずかしか読めないから、20代の頃は1日5冊読んだって! ただし次第に苦行に感じられやめてしまわれました。

更にその昔、新渡戸稲造も学生時代に札幌農学校図書館の本を読破しようとし、目を悪くして乱読で頭脳が粗雑になり思考の緻密を欠くようになったそうです。それと自分の定説がなくなるので、一書を精読するにしかずという結論にいたったとか。

何事もほどほどがいいということですかね。残念。

本のお口よごしですが (講談社文庫)本のお口よごしですが (講談社文庫)
(1994/07)
出久根 達郎

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