カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

カテゴリ
アルバム
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
QRコード
QR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『本屋になりたい:この島の本を売る』宇田智子著 高野文子絵/ちくまプリマー新書

沖縄の小さな古本ウララというお店をご存じですか? 
元ジュンク堂社員の著者が1人で経営されています。

若い女性がやってる古本屋って最近結構増えてきて、どこもちょっとこじゃれててイイ感じ。でもこの店主さんはそんなおしゃれ感覚ではなく、本当に必要な本を本当に必要な人に紹介したい、というなかば使命感に溢れて、その手段が古本屋という結果になったような感じすらある。

扱うのは主に沖縄の本。社員時代に那覇支店で働いていたことから、沖縄の本の流通も心得ている。沖縄に関する本がたくさん発行されている背景には、本島との流通に時間がかかるということや、沖縄独自の文化がありすぎて全国的な本はあまり好まれないなど、様々な要因もあり県内で出版が盛んになったことが考えられるのだそう。

かと言って難しい専門書を扱うのではなく、商店街を歩く人がたまたま沖縄の本に気付いてくれれば、という入り口的な存在になろうとされている。素敵すぎます。応援したくなるぞ!



そんな私は夏休みに宮古島に行きました。宮古まもるくん(クリックすると大きくなります)

本書をお供にして南の島の本屋もいーなー、と夢見心地。
読書と同じで楽しい時間はあっという間に過ぎましたとさ。
ラフティー&アーサー天ぷら揚げジーマミー豆腐海ぶどう島らっきょ(これもね)
スポンサーサイト

テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店 古本

『蔵書の苦しみ』岡崎武志著/光文社新書

先日の朝日新聞にちょうど蔵書に関する記事が掲載されていた。「それでも本は、紙が好き:電子書籍時代の蔵書論」の中でも、紙・電子のメリットとデメリットを考えると単純に結論は出ないようだ。

物書きにとって本は必要不可欠なもので、一つの作品を作り上げるのに膨大な資料を要する人もいる。逆に有名になればなるほど人からもらう本も多し。床が抜ける経験をした人もある。

その昔空襲で灰と化した本を目の前にした人の心情は想像を絶する。例えば自分の職場の図書館の本が全部火事で燃えてしまったらと考えると、相当なショックだ。

火事や地震の心配はあっても、蔵書は増えていく。減らす為に古本屋にまとめて売ってもそのうちまた買ってくる。蔵書に苦しむ人はそれがまた楽しいんだからしょうがない。私的には売ってその本を流通させるのが一番と思ってるが、みなさんはどうだろう?

大学の先生は「学生には線を引かせたいから買えと言ってる」とおっしゃってた。手元にあるのは500冊が理想とかも書いてたけど、そんな楽しみも苦しみも味わうのは、まだまだ一部の人だけなのが淋しくもある。

蔵書の苦しみ (光文社新書)蔵書の苦しみ (光文社新書)
(2013/07/17)
岡崎 武志

商品詳細を見る

テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 岡崎武志

『大増補 古本綺譚』出久根達郎著/平凡社ライブラリー

古書店店主兼作家のエッセイときたら、少々分厚くてもさらりと読めちゃいました。興味津々の話がたくさん。

古書店に本を売る人の事情は様々。特に昔はどこの家にも読書家はいて、本もたくさんあった。独居老人が亡くなり、遺品の蔵書が屑屋さんに持っていかれてしまう。著者がまだ若かった頃の話だが、もう今の若い人は屑屋さんもピンと来ないだろう。

出征する前に学生が本を手放すのに古本屋へ行く。空襲で逃げる際に非常時持出として文庫本を運ぶ。こんなことも今となっては想像もできない。本だけでなく物の有難みや、それを大切にする人の心が感じられる。
古本屋という職業はそんな人々の想いをめちゃくちゃ背負ってると考えれば、こんなに重々しい職業なのかと感心する。

書き下ろしの「狂聖・芦原将軍探索行」も、ちょっとしたきっかけから謎の人物芦原将軍を探る話は、まさに研究者そのもの。何から何まで深い洞察力が必要と感じさせられる。

はー、恐れ多き古書店主さまー。

古本綺譚 (平凡社ライブラリー)古本綺譚 (平凡社ライブラリー)
(2009/12)
出久根 達郎

商品詳細を見る

テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 古本

『古本道入門:買うたのしみ、売るよろこび』岡崎武志著/中公新書ラクレ

いつもこの人の本は同じことを繰り返し書いている。それゆえに古本好きには安心できる。サザエさんか水戸黄門のような安心感。

まあそれはさておき、今回読みたかったのは"売るよろこび"のほう。今まで岡崎さんは買うたのしみばかりかと思ってましたが、売ってたんですね。
一箱古本なるものの記述あり。ググッてみました。東京不忍通りで参加者が段ボール1箱分の本を持ち寄り、販売したのが始まりだそうで、全国に広まってるそうです。
知らんかったなあ、これは行ってみたいし、やってみたい。一箱分ならテーマも毎回変えられて面白そう。たくさんの人が持ち寄ったら、それぞれの個性が溢れて眺めるだけでも楽しそう。

岡崎さんはネット古書店派ではないようで、目に見えるコミュニケーションが良いそうです。人それぞれだし、時と場合にもよりけりですな。それにしてもまたしても読みたくなるような本が随所に出てくる。メモっているとゆうに8冊! 読むぞー。

古本道入門 - 買うたのしみ、売るよろこび (中公新書ラクレ)古本道入門 - 買うたのしみ、売るよろこび (中公新書ラクレ)
(2011/12/09)
岡崎 武志

商品詳細を見る

テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 岡崎武志 古本

『古本病のかかり方』岡崎武志著/ちくま文庫

岡崎病にかかった私、また読んでしまいました、古本エッセイ。

古本好きにとってはあたりまえ~あたりまえ~♪のことだと思ってたこと、世間では知らない人もいると知ってびっくり。古書店で、あるお客さんが本の定価より安いので驚いてたとか、値段はどこに書いてあるかお店の人に聞いていたというエピソードあり。

そうかー、買わないとわからないかもね。大抵裏表紙めくって右ページ上に鉛筆書きされていたり、古書店の値段票貼ってたりしますね。(新古書店は裏表紙にシール貼ってるけど) 

先日古本市で本を買ったら、目録をいただきました。作家さんのサイン本も幾つかありましたが、何千円とかでそんなに高くないんですよね。なんか意外でした。

古本を売るときのことも書いてあり、どうやって査定されるのかもちょっとわかりました。1冊1冊は見ずに、幾つかのグループに分け冊数で大体の金額を出す。それでおおよそ正当な金額がわかるんですって。さすが目利きだ。
私が新古書店で¥100で買うのは、いつもAmazonで¥1で売ってる…。

古本病のかかり方 (ちくま文庫)古本病のかかり方 (ちくま文庫)
(2007/10)
岡崎 武志

商品詳細を見る

テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 岡崎武志 古本

カウンター
よろしければ、お願いします♪
ポチッと押していただければ励みになります。
キーワード

ブックデザイン 新聞社 本屋大賞 写真集 アアルト 大学図書館 辞書 ミシマ社 村上春樹 古本 個性派書店 レファレンス 岡崎武志 本好きの芸能人 編集者 クラフト・エヴィング商會 読書術 映画化 司書 図書館員 永江朗 学校図書館 海外の図書館 装幀 公共図書館 本の雑誌 震災 HONZ ブックカフェ 

Amazon
読書メーター
やまゆさんの読書メーター
リンク
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。