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やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『本の逆襲』内沼晋太郎著/朝日出版社

なぜか全頁緑色、目にいいのか悪いのか? それはさておき…。

下北沢でおしゃれな本屋B&Bを経営する内沼さん、
ブックコーディネーターとしても有名。
本文化が廃れていくという提言に反して書いたのがこの"逆襲"。

特に印象に残ったのは冒頭の、

たとえば「飲食業界の未来」と「食の未来」、「アバレル業界の未来」と「ファッションの未来」とは、別のものだと考えるようになりました。「出版業界の未来」ははっきり言って暗いけれども、生き残る方法はたくさんあるし、「本の未来」に至ってはむしろ明るく、可能性の海が広がっているとぼくは考えています。

ということ。

齋藤孝先生の本によく、著者が一番言いたいことは読み始めてすぐ書かれてある、と書いてある。おお、まさしくこれ。この可能性について、内沼氏独特の意見が述べられている。本書を読むと、どこまでを本ととらえるか、紙の本だけが本か、ということにしばられていることが、ある意味どうでもよくなる。

本屋にできることは本を人とをつなぐこと。だったら手段は問いませんという考え方が、本の未来を広げているんだなあ。ヴィレッジヴァンガードを思い浮かべるとわかりやすいかも。考えさせられる~。


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タグ: 個性派書店

『書斎の王様』「図書」編集部編/岩波新書

私の現在の職場である図書館は、建物も本も古くて実は書架がヒドイ…。

木製書架を地下に入れているためか、湿気と重みに耐えきれず
棚板がしなっている

百科事典や製本雑誌等の重さからと考えられるが、一応は40キロ耐久。見に来たメーカーさんもそんな事例は初めてとのこと。やはり湿気が関係する? もちろんカビも発生してますよ、はい。早くスチール製に変えたいけど、また入れ替えの作業も大変! まあ事故が起こる前にはなんとかしたいものですな。

自宅の本棚事情もかなり変化しているかも。昔は全集ものがよく売れて、それを入れる豪華な本棚が主流だったかもしれないけど、住宅事情によるスペースもなくなり、本離れも進み、震災対策もあってか本棚自体を置いている家も少なくなっているだろうな。

本書には17名の作家が自身の書斎にまつわるエッセイを寄せている。但し1985年発行のため、名前すら知らない方々もおられたが、やはり書斎に対しては皆思い入れがあって微笑ましく感じられた。誰もがこだわりを持ってその棚を治めている、王様というタイトルのネーミングもいいね!


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『素敵な活字中毒者』椎名誠選 日本ペンクラブ編/集英社文庫

前回ご紹介の「もだえ苦しむ―」、本書にも載ってマス。

どっちを先に買ったか忘れたが、あーやってもーた、ここに載ってたダブったよと最初がっかりした。でもそんな私にも光が! 本書にはシーナさんと目黒さんがこの話について座談会の中で語っているのが掲載されていた。これはOKとすべしだろう。まあ、同じ作者ならあり得るお得感だけどね。

味噌蔵に閉じ込められた彼は、とうとう舞い散るチラシを見て禁断症状に…という展開になる。これをご本人はまんざら嘘でもなく、家で新聞の折り込みチラシを読むのに2時間を費やすというのだ!

かくいう私も外出時は必ず本は持ち歩く。忘れるか、読了するとスマホで青空文庫をとりあえず読む。そーしないと落ち着かないのだ。景色なんて見てる場合じゃないよ、読みたい本はいくらでもあるのだ。

ホントは自分でも書きたい。学生の頃は時間があったしよく書いてたな。今は時間もないし集中力もない。(文才も実はないのだけれど、それは置いといて…) だから作家さんは人のも読んで自分も書いてというのがホントたいしたものだと思う。憧れの職業だなあ。


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『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』椎名誠著/本の雑誌社

短編小説あり、エッセイあり、なんでもありのシーナさん本の雑誌編集長時代の1冊。

標題にもなっている短編の、活字中毒者とは本の雑誌発行人の目黒孝二氏のこと。
彼はとにかく毎日本を読む。毎日本屋に行っては紙袋いっぱいに本を買って、飲みに行っても早々と帰宅し読書する。そんな男を味噌蔵に1週間閉じ込めるとどうなるか…。
という、おかしな話。

さて、ここでも並行読みの楽しみあり。これと前後して「素敵な活字中毒者」を読んでいたところ、この短編も収録されていた。ちょっとした裏話が聞けてお得感満載だった。
詳しくはまた次回に。

シーナ編集長はこの時代にものすごい挑戦をしている。
なんとあの文芸春秋を読みつくすのだ! 

雑誌を作っている自分がその雑誌をすべて読んでないことに気付き、すみからすみまで読みつくす世界初の単独完全読破計画をたてたのだ。表紙の法定文字から目次から広告から、活字という活字はすべて読む。なんと1冊読むのに約3日かかっている。

ここに載っている、そのルポったら面白いのなんの。自己との戦いは、高校野球にも負けない気力と体力の戦いなのだ。やったぞ、くだらないことを必死に頑張る姿にはカンドーしちゃうのだ。



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『本は10冊同時に読め!』(知的生きかた文庫)成毛眞著/三笠書房

本書のサブタイトルはズバリ「本を読まない人はサルである!」。サルだって賢いと思うよ、ホントは(笑)。

さて、このタイトルの真意はというと、まずは同時に違うジャンルのものを読んで脳を活性化させる。そしてスキマ時間を有効に使う。1冊に興味がなくなったら終わりだけど、並行して何冊か読んでいるとどれか集中できる1冊を選ぶことができる。たくさんの引き出しを持つことで、人とコミュニケーションをとることも積極的にできるようになる。
と、いうことかな。

成毛さんレベルになるとちょっとぶっとんでいる。起業してガンガンやってる社長クラスの考え方なので、日頃ぼーっとしている私のような庶民は逆にこれを読んだらおじけずいてしまうこともあり。

でも私なりに解釈すると、並行して何冊か読むのは実際楽しい。
思わぬトコロで内容がつながる瞬間が多々あるのだ! 細かいところでは、難しいコトバが出てきて意味を調べると、たまたまもう1冊の本でも使われてた、とか。ま、それは自分が無知すぎるのもあるけど…。 

先日シーナさんの本を並行して読んだとき、そのつながる感覚が。詳しくは次回に~。


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タグ: HONZ 読書術

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