カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

やまゆ

Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

カテゴリ
アルバム
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
QRコード
QR

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ほんの一冊』いしいひさいち著/朝日新聞社

今年秋の古本市で見つけた1冊。いしいひさいち氏の漫画のキャラクターで作家という肩書を持つ、広岡達三、タブチコースケ、藤原ひとみの3人による書評マンガ。

私は朝日新聞読者であり、「ののちゃん」を楽しみにしている一人。
中でも担任の藤原ひとみ先生はお気に入り。
小学校の先生なのに、いつもぐーたらで投げやりなところがいい。学芸会の脚本を書いたら書いたで、場末のキャバレーなんかを舞台にしている。そんな先生もついに作家になっていたとは!

書評本もこんな手があったのか。いしい氏の意見にもかかわらず、各キャラにコメントを任せているのが押し付けがましくなくていい。4コマもあわせて楽しめる。

さて、きょうはこれから古本市ではなく、近くに古本チェーン店がopenしたのでのぞきに行きます。しかし古本店が儲かっているかといえば、そうは思わないのでやはりここは中古ゲーム市場が勝っているのかも。
そんな店で掘り出し物を見つけるのも楽しい。とは言え全然目利きではないので、あくまで自分が初めて目にする本、というだけの自己満足だけどね。

そういえば現在読書週間です。うちの図書館にもポスター貼ってみました。
秋の夜長にぜひ読書を!


スポンサーサイト

テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『本の逆襲』内沼晋太郎著/朝日出版社

なぜか全頁緑色、目にいいのか悪いのか? それはさておき…。

下北沢でおしゃれな本屋B&Bを経営する内沼さん、
ブックコーディネーターとしても有名。
本文化が廃れていくという提言に反して書いたのがこの"逆襲"。

特に印象に残ったのは冒頭の、

たとえば「飲食業界の未来」と「食の未来」、「アバレル業界の未来」と「ファッションの未来」とは、別のものだと考えるようになりました。「出版業界の未来」ははっきり言って暗いけれども、生き残る方法はたくさんあるし、「本の未来」に至ってはむしろ明るく、可能性の海が広がっているとぼくは考えています。

ということ。

齋藤孝先生の本によく、著者が一番言いたいことは読み始めてすぐ書かれてある、と書いてある。おお、まさしくこれ。この可能性について、内沼氏独特の意見が述べられている。本書を読むと、どこまでを本ととらえるか、紙の本だけが本か、ということにしばられていることが、ある意味どうでもよくなる。

本屋にできることは本を人とをつなぐこと。だったら手段は問いませんという考え方が、本の未来を広げているんだなあ。ヴィレッジヴァンガードを思い浮かべるとわかりやすいかも。考えさせられる~。


テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

タグ: 個性派書店

『いつも読みたい本ばかり』渡辺一技著/講談社

古本屋で見つけた1冊。
名前でピンと来る人はさすが、そう、椎名誠さんの奥様です。

保母さんをされた後、チベットを渡り歩き、現在は原発反対運動などされていて、パワーあふれるおかた。というイメージだったのですが、エッセイを読む限りでは人見知りで緊張してなかなか友達ができないとか。

えー、すごく意外! 

でも好奇心は旺盛で、シーナさんばりの読書家。知りたいことがあればどんどん本を読んで探っていきます。ここのところは似たもの夫婦という感じで、なんともほほえましいです。

お子さん達に読み聞かせをしていて、娘さんはそのまま読書好きになったけど、息子さんはあんまり…。
でも高校生から星新一を読みだして、ある日お父さんに「面白いSFないか」と聞いてこられたそう。シーナさんは相好崩して喜んだというくだりが、とっても幸せそうで読んでてこちらもウレシクなりました。

ご結婚前にもシーナさんからいろんなSFを勧められたけど、面白さがわからず読んだふりをして返してた、というのが可愛らしく感じられました。心のきれいな人というのは、文章にも表れるというのがよくわかった1冊でした。

あー、こーゆー人って憧れる…。


テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『偏愛文学館』倉橋由美子著/講談社文庫

図書館司書だからめっちゃ本を読むか、と言えば実はそれほどでもない。

確かに本のことなら何でも知ってる人もいれば、意外と全然読まない人も結構いて、そこはさまざま。
かく言う私も今慌てて読んでる状態なので、いわゆる名作やベストセラーとか実は読んでないことのほうが多い。

最近では又吉ブームもあって青空文庫で太宰を少しずつ読んでるけど、すごく読みやすくて楽しめる。中学生頃に図書館で借りたものは旧仮名遣いの古い本だったりしたので、全然頭に入らず小難しい感じがして避けてきた。大人になって読むとやっぱりいいものはいいんだとよくわかる。

江戸川乱歩や谷崎潤一郎も怪しくて好き。三島由紀夫や川端康成はつい最近の人だったんだと思うと、これから読まねばと興味がわいてくる。

本書は著者が偏愛している名作約40作品についての書評エッセイ。自分が読んだものが出てくると共感するし、新たな発見もある。読んでないものは興味のきっかけになる。
ここにも出てくる「楡家の人びと」は最近気になっているけど、なかなか手が出せずにいる。そろそろ読み時かな。


テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

『書斎の王様』「図書」編集部編/岩波新書

私の現在の職場である図書館は、建物も本も古くて実は書架がヒドイ…。

木製書架を地下に入れているためか、湿気と重みに耐えきれず
棚板がしなっている

百科事典や製本雑誌等の重さからと考えられるが、一応は40キロ耐久。見に来たメーカーさんもそんな事例は初めてとのこと。やはり湿気が関係する? もちろんカビも発生してますよ、はい。早くスチール製に変えたいけど、また入れ替えの作業も大変! まあ事故が起こる前にはなんとかしたいものですな。

自宅の本棚事情もかなり変化しているかも。昔は全集ものがよく売れて、それを入れる豪華な本棚が主流だったかもしれないけど、住宅事情によるスペースもなくなり、本離れも進み、震災対策もあってか本棚自体を置いている家も少なくなっているだろうな。

本書には17名の作家が自身の書斎にまつわるエッセイを寄せている。但し1985年発行のため、名前すら知らない方々もおられたが、やはり書斎に対しては皆思い入れがあって微笑ましく感じられた。誰もがこだわりを持ってその棚を治めている、王様というタイトルのネーミングもいいね!


テーマ: 今日の一冊
ジャンル: 本・雑誌

カウンター
よろしければ、お願いします♪
ポチッと押していただければ励みになります。
キーワード

本の雑誌 学校図書館 ブックデザイン HONZ レファレンス クラフト・エヴィング商會 海外の図書館 新聞社 岡崎武志 アアルト 装幀 映画化 ミシマ社 ブックカフェ 大学図書館 辞書 永江朗 本屋大賞 震災 司書 図書館員 個性派書店 村上春樹 本好きの芸能人 読書術 公共図書館 編集者 古本 写真集 

Amazon
読書メーター
やまゆさんの読書メーター
リンク
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。