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Author:やまゆ
大学図書館で司書のおシゴトしてます。読んだ本の感想や、本にまつわるあれこれについてお話しできればいいな。

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『狭くて小さいたのしい家』永江朗、アトリエワン著/原書房

出版ライターの永江氏が自宅を建築されたときのルポ。永江氏が京都の町屋に住むようになった、とは別の本で知っていたが、本書はその前の東京での体験談。

自宅に本が多くあり、そこを仕事場にもしていることから、書斎がどんなふうになるのか想像していたが、そのページはほんのわずか。それでも土地購入から東工大研究室への設計依頼から、家を建てるってこんなに細かいことまで決めるんだというオドロキとハッケンで読み進めた。

ここで触れるべき肝心の書斎は、永江夫妻お気に入りのアアルトという建築家の造った図書館にヒントを得て、ぐるり全面が書棚になっている。また書棚を作る際は、本が何冊入るとかではなく、何メートルの幅が必要かということで計算をするのが鉄則のようだ。

確かに以前いた図書館でも本を大幅移動する際にまずしたことは、移動したい本が棚の何割分が書き出す作業から。棚に満杯埋まってたら"1"、半分なら"0.5"。基本の棚の長さを測って移動先の書架の必要サイズを空ける。パズルのように楽しめればいいけど、最後の移動自体はやっぱり体力勝負なのだ。

狭くて小さいたのしい家狭くて小さいたのしい家
(2004/08/25)
永江 朗、アトリエ・ワン 他

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タグ: 永江朗 アアルト

『ベストセラーの方程式』井狩春男著/ブロンズ新社

発行は1990年、まだまだ本がよく売れてた時期じゃないだろうか。この前年の本の売上トップテンには文学界に吉本ばななが勢いよく飛び出して、5作も入るという驚くべき年だった。

取次会社にいて様々な出版事情の裏側を見てきた著者が、どんな本がベストセラーになるのかを探った本書。
実際のところは特筆すべきデータの裏付けもなく、印象や感想でまとめられてるので、先日読んだ永江朗本の事情』がルポとしたら、こちらはエッセイ的な要素のほうが大きい。

売れた本の値段や大きさを調べるのも、発売時期や広告宣伝を比較するのも、あと一歩踏み込んでもらえたらと思うところで終わっている。かなり物足りない。

出版者や書店の個性的な人々を紹介して、どーだ出版界ってすごいだろーと思わせぶりだが、どこの業界でも一癖ある凄腕の人はたくさんいる。ベストセラーネタが尽きたから穴埋めに入れた感が強い。

どーせ入れるなら数年間のベストセラー比較とか、もうちょっと具体的なことを論じて納得させてほしいものだ。目のつけどころは良かったのにね。

ベストセラーの方程式 (ブロンズbookシリーズ)ベストセラーの方程式 (ブロンズbookシリーズ)
(1999/10)
井狩 春男

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タグ: 永江朗

『本の現場:本はどう生まれ、だれに読まれているか』永江朗著/ポット出版

2009年発行の出版界事情を詳しく著した本書。出版ライター永江氏の取材力がよく出ている。

若者の読書ばなれと言われ続けてる昨今、実際のデータは全く違っていた。読書についての信頼できる調査というのはほとんど行われておらず、その中でも取り立てて読書ばなれを示すデータはない。
しかし、本の売上が伸び悩み、書店の経営不振により、本が読まれなくなったという印象が強いことから、読書ばなれと人々が感じているからなのだろう。小学校だって朝読もやってるし、図書館で借りて読むこともできるのに。

先日読んだ百田尚樹『夢を売る男』は自費出版がテーマだった。出版社と著者がそれぞれ出資して本を作る、というやり方が最近多いとのこと。小説を読まずに小説を書きたがる人が増え(下地がないから出版社が100%お金を出せない場合が多い)、出版点数が増えるのも本が売れなくなる一因。1日に出版される本はおよそ200冊とも言われる。棚に並ぶ前に返本されては、欲しい本にも行きつけない。
悪循環はどこで断ち切ればいいのか。

本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか
(2009/07/14)
永江 朗

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『菊地君の本屋:ヴィレッジヴァンガード物語』永江朗著/アルメディア

遊べる本屋ヴィレッジヴァンガードは、もう結構全国区になったでしょうか? 店頭のPOPが大好きで、うちの図書館で本を紹介するときは、ヴィレヴァンみたいにしたいと常々思っております。

創業者の菊地敬一氏の語り下ろしと、ブックガーデンの江口淳氏・リブロの今泉正光とのそれぞれの対談、それらを永江氏がまとめたものです。

まだヴィレヴァンが名古屋に数店舗しかなかった頃のものですが、当初から普通と違ったコンセプトで本屋を創りたいと考えておられたことが、まざまざとわかります。新刊はあえて置かずに他の本屋にない本を置く。本に関連したグッズを並べるて本もグッズも売る。単純なことだけど実行するのは難しい。
コアな客層を狙って計画されてたところに、すっかり私たちはハマってるんでしょうね。コアだけど決して専門的にはならず、本屋だからできることを楽しみながらやる。形から入る人にはうってつけ。

今は若干グッズの量のほうが多くなった気がしますが、ここの本屋はセレクションはかなり私のツボです

菊地君の本屋菊地君の本屋
(2000/05)
永江 朗

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タグ: 永江朗 個性派書店

『書店風雲録』田口久美子著/ちくま文庫

1970年代に西武百貨店から誕生したリブロ。1980年代にセゾングループが巻き起こした新たなカルチャー時代。この頃から書店は大型化、個性派など様変わりし、人々の文化に対する意識があらゆる方向に向かいだした。

大阪に住む私にとって、当時の西武百貨店やリブロは未知の部分が多くありました。ただ初めてリブロに行った時は、やっぱり衝撃的でしたねえ。普通の書店であまり見ないジャンルの本がたくさんあり、ワクワクさせられました。

著者はリブロの創世記に書店員、店長として働き、その後ジュンク堂池袋店副店長に。まさに実体験で語られる書店界の動きに魅了されます。
先日読んだ『不良のための読書術』の著者永江朗氏も、同僚だったんですね。その他にも元リブロ社長の故小川道明氏や、今泉棚と呼ばれる挑発的な棚を創り出した今泉正光氏など、個性豊かな人々によって歴史を持たない書店リブロが脚光を浴びた理由が描かれています。

消費税導入のドタバタやも書かれており、私も目録カードの値段を書き直したことが思い出されました。(目録カードの時代って!)

書店風雲録 (ちくま文庫)書店風雲録 (ちくま文庫)
(2007/01)
田口 久美子

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